脳活日誌1247号
危機の中の危機。
アメリカのGEが巨額の赤字を計上するというニュースが話題になっている。GEとかGMと言えばアメリカの産業を象徴する企業名である。こうした超一流の企業が利益を上げるのに四苦八苦している。ここに世界の資本主義体制の危機が垣間見える。危機、危機と安易に騒ぎ立てるなとお叱りを受けるかもしれないが、資本主義は永遠ではないということの現れではないだろうか。危機を危機として受け止めるのか、それとも、安易に無関心を装うのか、受け止め方にニュアンスの差はあるだろう。だが、危機が迫ってきているのに安眠をむさぼるのはいかがなものかと危惧する次第である。危機を危機として感じるのが正常な感覚であると思う。逆に、危機を危機と認めない方が危機ではないだろうか。このように思えてならない。安眠こそ危機ではないだろうか。くだらない観念論なのだろうか?
黒江
2018/10/31 18:07:51
この間、ホンダとGMが自動運転で提携するというニュースがありましたが・・・それで危機を脱することができたらいいですね。安眠こそ危機。まさにその通りだと思います。