ごま塩ニシン

脳活日誌1262号

日記

   皮膚科へ行く。
 寒くなってくると湿疹の赤いのがでてくる。これが痒いのである。ステロイドの入った塗り薬をもらいにいった次第である。湿疹の痒さは本人しか分からない。痛い痒さがあって、爪でかいたりすると悪化するので、ステロイド系の軟膏が必要になってくる。20代~30代の頃はこうした症状はなかった。中年になってからの出来事である。風呂でも熱いお湯に入ると、痒くなってくる。温度が肌を刺激するからだろう。ぬるめのお湯だとクシャミが出る時があるので、お湯の調整が難しい。生きていくということは、自分の生命の条件を周囲の環境の中で、いかに調整していくのか、これが最大の課題である。親子だからと言って、性格が合うとは限らない。夫婦と言う関係も微妙なところである。許容範囲をどの程度にするかで決まってくる。虫唾が走るという表現があるが、嫌だと思い込んでしまうと、顔を見ただけで気分にまで影響してくる。人間はお互いに愛し合わなければならないが、憎しみ合うこともあるわけだから、人間関係ほど難しいものはない。アレルギー関係にならないようにしないといけない。ただし、難問にぶつかり合っても、即効薬的な愛の軟膏があればいいのだが、そんな万能薬はないだろう。