ふに
半分閉ざして半分開けた窓
ハーフ&ハーフの
私のようだ
内面を削ぎ落し
外面を塗り
納得いかないものになったなら
めちゃくちゃに塗り潰す
...潜んでいる
...気づき合っているのに
... 知らないふりを互いにする
私という貴女は
きっとこんな私の事嫌いなのでしょう?
だから 時折
探り回してぐちゃぐちゃにするのよ
記憶の切れ端一つ
私には大切なものなのに
貴女には無用なもの
だってこれは貴女のものではないものね?
私の中で時折囁く声、声、とは別で
貴女という存在は何時取り替わろうかと
待ち構えている
そんなだから 眠れない夜は
余計に無理をしてしまうのよ
そんなだから 存分に
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貴女を