く
私 貴方 知らない
貴方 知ってる 私深く深く
意味無い 判らないものに
それでも 執着される
めんどくさい
貴方 大きな間違い
過去の亡霊に取りつかれてるだけ
其れは焦がれるほどの称賛を持て余す存在だったのね
でも 私 そんなの知らない
立ち尽くす 誰かが手をひいてくれるまで
其れが↓なのか↑なのか分からないけど
判らないから 掴まれた手に従うの
声は届かない
喉は潰れている
其れでも明日は来る
篭の中の扉開いているのに
出て行かないのは
臆病なのではなく
知りたいのよ
本当の私、を
手がかり一つ無い此の異世界で生きるなら
けじめをつけたいのよ
元の世界がどうであったかなんて知らない
だから この世界で 悪と呼ばれようが
畏怖されようが 私 生きている事
実感したい
私 生きている事で 判りたい