明けの明星

コーデ広場

見よ、金星がひときわ輝いている空を。かの者の名はルシフェル。今は神の敵と呼ばれる。

もらったステキコーデ♪:174

天使と悪魔の婚姻。
なんと心騒ぐタイトル。

中世の悪魔学において、「悪魔」であるとされている名のほとんどは、
かつて天使または神であった者の名です。
彼らは、慢心から、神に対抗した。
イスラム教によると、神が創った人間に跪くことをよしとしなかったから、とされています。

彼らを率いたのが、神に匹敵するほどの存在であったとされるルシフェル。
光を意味する名前ですが、明けの明星(金星)がルシフェルだと言われます。
これは面白いことです。
神は太陽に擬せられる(あくまでもアナロジー。太陽も神の創造物だから)のですが、それに次ぐ光といえば月が思い浮かびます。

けれど、月光はあくまでも太陽の光を照り返したものです。
これに対して金星は星なので自分から光っている、と考えられていたのでしょう。
実際にはこちらも惑星なので自ら光っているわけじゃないんですけどねえ。

しかし、待て。
ルシフェルに関する事は、ほぼ全て、神の側から見たプロパガンダなのかもしれないのです!

まあ、福音書にも、悪魔は聖なる姿をとって現れるかもしれない、と書いてあります。(具体的な場所を示せなくて申し訳ないんですけど……)

これを中世の学者は、悪魔も天使の姿をとる事がある、と考えました。
悪魔の出自を考えればわかることですね。

とはいえ、絵画としては醜く描くのが一般的です。
悪魔とされているうちに、美しい姿が歪んだかもしれません。
たとえば翼が黒いとかね。

こんな神との対立は詩人の浪漫をかきたてまして、ミルトンは『失楽園』という長く魅力的な作品をものにしました。
失楽園、というといかにもアダムとイヴが楽園から追い出された事を示すようですが、
ルシフェルが神と敵対してサタン(敵)となった、という事を意味しているともとれるわけです。

冒頭のルシフェル=サタンの懊悩は本当に魅力的です。


#日記広場:コーデ広場

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2019/01/04 11:59:03

    >惠の字さん
    占星術といえば、
    冥王星が準惑星に降格された事ってなにか影響があったんでしょうか。
    冥王星をそのまま入れるのであれば、他の準惑星も入れないといけないんじゃないかとか
    いささか疑問に思っていました。
    でも、確かに、守護惑星の変更についても興味が湧きますね~。

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2019/01/04 11:55:54

    >惠の字さん
    お返事が遅くなってしまいました(ちょっと体調を崩していました><

    名前を言ってはいけないあの人……!
    ほんとにローリングは言葉遊びが好きだし上手だよなあ。と思います。
    そして、「名前を言ってはいけない」というあたりで、
    どこか言霊に通じるものを感じますね。
    その名を口にするとその存在の注意を惹いてしまう。
    これはたしか『指輪物語』のサウロンにも通じていましたね。

    古代オリエント集か~。いいですね。
    あげられている書名、どれも最近再読をしておりません。
    内容も記憶があやふやになってきたところもあり、また読まないとなあ、と思います。
    『ベオウルフ』と『カレワラ』は岩波文庫で持っています。
    どちらも絶版だったんですが、
    ほら、岩波って書店買取じゃないですか。
    どちらも学生時代に、大学生協でみつけました。

    文学大系に入っているギルガメシュ、確かその通りだったかと思います。
    イシュタルはアフロディーテーに比べても、せくしぃですよね。
    私、イシュタルという名はアシュタロトと同根だと思いますが、
    さらに「スター」とも同根であろうと思います。
    つまり、星、です。

    論文書くほどの根性がないのが残念です。

    メリット、いいですよ~。
    古書店でないと手に入らない『黄金郷の蛇母神』は舞台が南米で、秘境冒険ものですが、
    こちらも雰囲気が素晴らしいです。
    ただ私は『イシュタルの舟』が最高だと思っています。
    そしてメリットの他の作品は、いまひとつ再読する気がおきないものです。
    評判の高い『ムーンプール』も……。


  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/30 23:02:44

    あ、そうだ。
    イシュタル様は惑星では金星に配されていましたっけ。明星に戻ってきていますよ!
     イナンナ→イシュタル→アフロディテ→ウェヌス(ヴィーナス)
    新約聖書のヨハネの黙示録中の「バビロンの大淫婦」は、
    「直接的には」イシュタルのことを指すそうですし。
    (でも、わたしがいずれ読もうとしているのは旧約聖書。)

    占星術を齧った者としましては、
    金星の守護する星座は牡牛座と天秤座があって、
    天王星以降が発見されたときのように、
     水瓶座の守護星が土星から天王星に
     魚座のが木星から海王星に
     蠍座のが火星から冥王星に
    代わったように、2つの星座を守護する金星や水星の守護星座のうちの片方が代わるとき、
    牡牛座と天秤座、どちらが代わるのだろうと疑問に思っていましたが、
    古典を知る者には明快なようです。

    イシュタル様、アヌ様に頼んでギルガメシュに「天の牛」を差し向けていますものね。
    恐らく、牡牛座の方がそのまま金星を守護星にして、代わるのは天秤座の方。
    そもそも天秤座は、昔々は蠍座の一部でしたと読みましたし。

    水星はどうなのか、それも古典を紐解けば解るのかしら……?

  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/30 22:35:40

    話題は既に、明けの明星から遥か離れたところに(苦笑)。


    わたしは、名前を言ってはいけないあの人が自分で付けた名が
    何語で、そして意味するところを知ったとき、
    あ~、お年頃の男の子が中二病を拗らせるのは洋の東西を問わないのか……。
    と思ったのです(ぉぃ)けど、
    「敵はフランスなのか?」という解釈も興味深いですね。

    国際郵便の世界は、今でもフランス語が公用語でしたっけ?

    ハリーポッターの世界のキャラの名、特にファミリーネームは、
    どれが英国にありがちで、どれが魔法族っぽいのか、
    異文化の国に住む者には判らないのも悔しいところです。
    解説本が欲しいです……。
    英国人が執筆した物では、かの国の方々には言わずもがなのことは書かれず仕舞いですので、
    英国文化と、日本のそれの違いを押さえている方が書かれた物を。


    古典へ至る道は、
    まず、トールキン先生の著作の、通ってる図書館所蔵のご本(ただし邦訳のみ)を全網羅
     ↓
    ベオウルフ(先生の研究対象)
     ↓
    カレワラ(フィンランドの国民的叙事詩)
     ↓
    北欧神話(進撃の巨人に「ユミル」という名のキャラが存在することを知って、寄り道)
     ↓
    ギルガメシュ叙事詩(やっと古典中の古典へ)

    で、今「古代オリエント集」です。
    ギルガメシュ叙事詩の次はヘブライ神話へ行こうと思っていたのですが、
    洪水神話は旧約聖書だけでなく、ギリシャ神話にもあるとのことでしたので、
    そちらの方が成立年代を考えると先なのかなあ、と。
    その前にギルガメシュ叙事詩の解説部に「エヌマ・エリシュ」が
    「古代オリエント集」に入っているとあって、ちっこい文字を苦労して読んでいます。

    文学大系に入っているギルガメシュ叙事詩は、矢島文夫さん訳でしょうか。
    この作品の邦訳を初めて出されたお方。
    標準版を基にしていますが、欠損部分で他の版が存在する場合はそちらで埋めてあります。
    氏の出された文庫版で月本昭男さん訳が紹介されていまして。
    こちらは再構成せず、版ごとに掲載されており、それぞれの欠損部分はそのままです。
    時代・国ごとの物語の変遷が見えるので面白いです。

    エイブラハム・メリット氏は不勉強で知りませんでした。
    「イシュタルの舟」、いつもお世話になっている図書館が所蔵してますので、
    頃合いを見て借りてみます~。

    挫折したムアコックは、エルリックサーガの1冊目……。

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2018/12/27 08:02:40

    >惠の字さん
    あー、あの色替えとかは翻訳だけだったのですか~。
    面白いことするなあ、と思っていたのですが。
    そうですねー、もともとイギリスはフランスと関係が深い国ですし、
    フランス語由来の名前も散見しますね~。
    そのなかで敵の親玉の名前がフランス語由来というのも面白いですよね。
    やっぱ敵はフランスなのか? みたいな感じで。

    英文学はラテン語もおさえておきたいところですが、フランス語はほんと必須ですね~。
    そういえば『小公女』のなかで、勉強する外国語としてフランス語が登場してました。
    まあ当時としては外交などに使う公用語がフランス語だったというのも大きいのでしょうが……。

    ハーマイオニーはどうでしたでしょう。
    聞いていそうな気もしますね、勉強家の彼女の事ですから。
    イギリスの名前ってそういえば聖書由来だけでなく、ケルト由来のものがあるかと思えば、
    ギリシア神話由来のものもそれなりにありますね。
    ハーマイオニーも、確かに。

    おおおっ。
    古典中なのですね~。
    私、ギリシア古典はへんなものが好きで、勿論神話関連はおさえておりますが、
    もともとヘロドトスの『歴史』が好きで、それ以外に『ギリシア案内記』ですとか、
    あんまりメジャーでないものにはしっています。
    ギルガメッシュは、古書店でみつけたハードカバーの文学大系ものを持っていまして……岩波だったかな。
    □□(原文欠落) とかなってるのが面白かったです。

    そしてバビロニア神話といえば、メリットの『イシュタルの舟』を私は熱愛しています~。
    ムラコックはどの作品から入るかにもよるような気がします。
    絶大な人気を誇るエルリックも、かなりエキセントリックなキャラクターですしねえ。

  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/27 06:26:14

    邦訳版ハリー・ポッターシリーズで行ってたフォント換え等は
    原書では存在せず、邦訳版独自のものだそうですよ。

    タロットの13番についてのみ、わざわざフランス語も併記したのは、
    こちらのページを読んだことがあったからです。
     https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴォルデモート
    このお方以外にもフランス語由来の名を持つキャラはいますので、
    「英文学やる(専攻する)ならフラ語は必須」
    とアーサリアンを専攻した方が仰ってたのが重いです……。

    或いは、神話の登場人物や、ずばり神様の名を頂いてるキャラ(パチル姉妹)がいたり。
    シビル・トレローニー教授が偉大な予言者を祖先に持つことを自慢していましたが、
    そのお名前はカッサンドラ。とんでもないお名前頂いてます。
    このシリーズを自分が読んだ当時は「ギリシャ神話にそんな名の王女様いたような」
    程度の認識でしたが、現在は「カサンドラ症候群」で名を知られてますね。
    これ、ハーマイオニーは聞いているのでしたっけ?
    聞いていたとしたら、恐らくマグルの書籍に対しても博覧強記の彼女、何を思ったやら……?
    そのハーマイオニー自身も、ギリシャ神話のヘルミオネの英語読みなのだそうです。
    ですからきっと、ギリシャ悲劇は読破済みに違いありません(←妄想)。
    カッサンドラ王女には直接恨みは無いでしょうけど、
    もしErisedの鏡を見掛けたら叩き割りそうなお名前してますよね~。


    わたしは現在、「筑摩世界文学大系 1 古代オリエント集」
    (「ギルガメシュ叙事詩」ですとか「エヌマ・エリシュ」ですとか辺り)
    を読んでいる最中でして、読破したら次は2の「ホメロス」です。
    昔のご本ですので文字が小さくて、長時間読んでいられないのが難点です。
    針仕事に老眼鏡が必要(幸いにして、まだ読書には必要あません。まだ)になる前に
    読んでおきたかったです。


    ムアコックは弟が読んでましたから借りてみましたが、
    1冊読み切る前に挫折してしまいました……。


    翻訳の苦労を拝見するのは、わたしは日本漫画の海外版で堪能してます。
    現在欲しいのはこの作品(文字数制限の関係でリンクは1巻のみ)。
     https://www.amazon.com/dp/0316471852/
    ↑はレビュー件数が多い本社のページ
    全巻揃える為には、お小遣いを貯めるのに暫く掛かります。

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2018/12/26 21:31:23

    >惠の字さん
    おお~!
    ハリポタもなかなか凝った感じだったんですねえ。
    一応訳を持っているんですけど、数度通読しただけであとは映画を数回ずつ観て、くらいなんですよ。
    これはそのうち原書読んでみたいですね。
    ただ、あれって1巻とかは文字が色ついてたりしていましたよね。
    原書もそうなのかが興味あるんで、紙でほしいところです……。

    吊られた男はオーディンですね~。魔法使いの物語ですから、タロットが使われているのはわかりやすい。
    ん……La Mortだけフランス語なのはなんかいわれがありましたっけ……。
    だいぶ前ですが、シェイクスピアのどれかを読んでいた時、あとがきで、シェイクスピアは地口が多くて、翻訳する時はこれに苦労をします、と翻訳者さんが書かれておりました。
    後にムアコックを同人で訳してみた時、ああなるほど、英語を日本語にするという事は、語彙の違いもあるし難しいものだなあと思ったものです。

    むーん。
    Strider さんも、Sting も、私はペーパーバックで知ってたので。
    ゴクリがGorum(スペルあってたかなw)とかですね~。
    あ、いや、ゴクリがゴラムなのはあっちだ、アニメ版の『指輪物語』のパンフレットで知った憶えがありますorz
    あれを見たのは微妙に黒歴史であります。
    まあこうした問題はいずれも英語で読めば解決なわけですけれども、
    翻訳者さんがどういう風に苦労して訳されたるかな、というのもまた見てみたくはあるわけでして。
    喝采する事もあれば舌打ちする事もありますねw

  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/26 20:24:36

    ハリーポッターの邦訳版は、章題には原題も添えてくれてまして。
    それで「みぞの鏡」は原文では「Mirror of Erised」であることは知っていました。

    desireの逆綴りな点に着目した訳かと思いきや、実はErisはギリシャ神話の不和の女神。
    「パリスの審判」を引き起こす林檎を3柱の女神様に送ったあのお方ですね。
    (そこから、準惑星というカテゴリが創設される騒動(?)を引き起こした
     小天体に名付けられたのですが。)
    女神たちにも人間たちにも「みぞ」を作った方に因んだ、なかなか粋な訳の鏡です。

    翻訳者さんは4巻で誤訳(?)してしまったのを、5巻では気付いたのだな、と感じたのは。
    4巻に出てくるリトル・ハングルトン村のパブの名が「首吊り男」となっておりまして。
    で、5巻で大変聞こし召して失態を犯した「太った婦人」が、
    寮の入り口の合言葉を「節制」にしてたのですね。
    この訳、タロットを齧った者にはピンと来るのです。14番目のあれかぁ、と。
    でも、この場面では、temperanceの訳は「禁酒」の方がしっくりくるのに……
    と思ってましたら、案の定、
    後の章に塔(16番)も、星(17番)も月(18番)も出てきまして。
    (悪魔(15番)や太陽(19番)が出てきたかは、失念しております。
     Death(13番)は、4巻自体がああいうお話ですし、
     そもそもフランス語では13番はLa Mortだそうです(汗)。)
    子供の読者も居るから敢えて訳を「節制」にしたという解釈もあると思いますが、
    少なくとも、タロットの「Hanged Man」(12番)の邦訳は「吊られた男」
    (あれは絞首刑の図ではなく、足首を縛られて逆さ吊りにされている図)ですから、
    改訂版が出るときは、そこは手が入るだろうな~と思うのです。

    さて、ハリポタも原書に手を出されてみます?


    馳夫さんはstrider、つらぬき丸はstingなのは、どのご本で知ったのでしたっけ?
    トールキン先生が、各国の翻訳版を出すにあたって
    現代英語の固有名詞はなるべく現地語に訳すよう指示されたのだそうです。
    Middle-earthが「中つ国」は好きですよ。そもそもが北欧神話のミッドガルドの英訳だそうで。

    日本人が子音のみを発音しようとしても母音が付いてしまうのは、う~ん。
    やっぱり、朗読付き電子書籍・原語版の出番ですよ!w

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2018/12/26 15:53:53

    >惠の字さん
    そうなんです。そうなんですよー!
    『指輪物語』はもちろん先に日本語訳を読んでたので、私も『シルマリリオン』の失敗に凝りまして
    悩んでたんですが……洋書店で立ち読みしたら意外にだいじょぶだったのです。で、買いましたw
    やはり英語でなんていってるのか知りたいですし!
    そして「飛影」がshadowfaxだったとかで単純に感動していました~。

    まあ、あれです。
    『シルマリリオン』は、御大、趣味にはしって書いたんでしょうからね……w

    新訳はちらほら読みました~。
    あまり紙の本を増やせないというのもあって。
    あっ。ブリー村ですね!
    私は赤クロス装の評論社版で最初に読んだのでどうしてもあそこは、誤訳でいいから、「粥村」が嬉しいです。
    粥村って名前がなんともバタバーさんにぴったりな気がしまして。
    でも確かにファミリーネームのところでは「え~?」になっちゃうんですよねえ。
    確かに、森なら納得です。

    日本語だと子音のみの発音がないから厄介ですねえ~。
    子音をひとつずつ発音する、に従うと、子音に余分な母音がついたような表記になってしまうから。
    ここはアルファベットで添え書きしてくれた方がある意味親切でしたね。
    ちょっと、学術論文みたくなっちゃいますが。
    さすがに「しるまりるりおん」は舌噛みそうですよね。

    ベレンの物語、英語は『指輪物語』クラスだと思いますし、裂け谷のシーンから始まります。
    ぜひぜひ。感動ものですよ~。
    『指輪物語』の時からベレンのエピソードが凄く好きだったんで、感動ものでした。
    大丈夫ですよー、たぶん、手応えからしますと、高校英語で大丈夫です。

    ハリポタ。
    鏡、劇場版でそういや出て来た記憶がないですね……英語ではなんていってたんでしょうね。
    ううむぅ、やはりハリポタも原版買うべきか悩み始めました><

  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/25 21:28:02

    古英語やら雅語がたんまり出てくるのはシルマリルリオンだけでしたか。ほっ。
    道理で、指輪物語と一緒に出したがるトールキン先生に対して、
    出版社の方は指輪だけで……と言う訳です。
    折衷案で出版は指輪物語だけで、そこに補遺篇を付けることになったそうですが。

    ホビットの文章が平易なのは、なんとなく想像が付きます。
    持ち込みする前に、子供に読ませて手応えを得たというエピソードが存在するそうですから。

    指輪は新訳が出てますが、そちらは読まれましたか?
    旧約では抄訳でした補遺篇が完訳になっていますが、
    補われた部分でいきなり
    「ブリーはウェールズ語で『森』の意だが、」
    「エルフ語の子音は1文字1文字発音するように。英語のpennyのようには発音しない。」
    とあって、ずっこけました。
    旧訳で「粥村」で樹の意味のファミリーネームを持つ方々が多いことに対して
    首を捻っていましたが、「森村」でしたら納得です。
    そして、新訳の訳注で
    「日本語にするならアイヌ語辺りに訳さなくてはいけないところなので、
     そのまま『ブリー』村とした」
    という意味のことが書かれています(汗)。
    旧訳の「唱えよ、メロン(友)」は新訳では「唱えよ、メルロン」。
    他のエルフ語にも手が入っています。
    勿論、旧訳版指輪物語で「シルマリリオン」と覚えた物語のタイトルは、
    邦訳版「シルマリルの物語」では「シルマリルリオン」に……。

    わたしの手元にある指輪物語は旧訳で、新訳は図書館で借りて読んだのですが、
    消費税増税前に新訳を揃えておこうか悩んでいます。
    補遺篇は、増税前に折を見て購入です。

    ベレンの物語、邦訳出るかしら……?
    (英語は学生時代、1年半掛けても必要単位数の半分しか揃わない体たらくでしたので、
     他人様のお力に縋ります(汗)。)


    ハリー・ポッターは、2巻で翻訳者さんが、自己顕示欲の強い新任教授の著作タイトルを
    頑張って頭韻を踏むよう訳してあったのを見て、
    「もしかしてこの物語、結構韻踏んでる箇所、多い?」と。
    「禁じられた森」からして「Forbidden Forest」であることは容易に想像付きましたので。

    果たして、「みぞの鏡」は原語では、ネイティヴスピーカーさんはどう発音したくなるのか。
    その辺りも読み上げ機能付き電子書籍の欲しい理由の1つです。
    確か鏡の名は劇場版では出ていませんでした、よね?

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2018/12/22 01:33:07

    >惠の字さん
    イギリス人が西の海(大陸と反対側)に幸福の地がある、と夢見たことは、
    なんとなく沖縄のニライカナイに似ていると思います。
    果てしない海の向こうに常夏の地がある……という感覚です。
    そういう意味では、日本人が感じる西方浄土も相通じるものがあるのかもしれません。

    そんな幸福の地の名前も、アヴァロン、ハイ・ブラゼイルなど幾つかありますしね。

    あ、やっぱり『ドラゴンランス』で合っていましたか!
    ドラゴンランス長いので、記憶が曖昧で……。
    ドラゴンランスの作者は仕掛けがうまかったですねえ。
    他の作品もなかなか、唸らせられるものが多かった記憶があります。

    ところで、トールキン作品なのですが~。
    私が四苦八苦七転八倒したのは『シルマリリオン』、それも冒頭のあれだけですよ。
    『指輪物語』や『ホビット』、それに先日出た遺作は全然大丈夫ですよ~。
    特に『ホビット』はかなり平易な言葉で書かれていたように思います。

    でも、朗読つきは私もほしいです。
    読み上げしてくれる機能があれば絶対視覚障害者が大喜びするんですけど【私も入りますw)。
    ただ、普通の小説よりも語彙が広くなるので、そこが大変かもしれないですねえ……。

    その分数百円くらい上がってもいいからオプションでもいいから、あればいいなあと思います。
    複数言語!
    それもほしいですね~。
    せめて、翻訳と原文と両方はほしい。
    英語学習をする人にもすばらしい機能になりますよね~。
    ……うう……それは欲しいです……。
    ハリポタなんかはほんっとにたくさんの言語に訳されてますもんねえ。
    そういやハリポタは原文見ていません。
    そんな評があるのですね~。

  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/21 20:18:49

    あ、二伸を書いているうちに、初めのコメントへのお返事が。有り難うございます。


    わたしが読んだ件のダーククレリックの少女が出てくる小説は、
    ドラゴンランスシリーズの、です。
    「タッスルホッフは退屈していた。」の1文で読者を戦慄させられる
    (さあ、これからなにか起こるぞ、とわくわくもしますが)のは、文学だなぁ、と思います。


    トールキン先生の作品を原書で読むのは、さすがにこの歳になりますと諦めております。
    邦訳版を出された方ですら誤訳する、古英語や中英語や雅語、ウェールズ語などが
    入り乱れるご本を、(この歳になっても)ど素人がどうしろと……(苦)。


    電子書籍を出している会社さんが、朗読付き書籍を出して下さらないかな~と常々思うのですが、
    その際、
    表示させたページの読み上げている箇所をハイライトする機能
    って、付けられないのかしら? と愚考するのです。

    そして、多言語に翻訳されている書籍は、欲しい言語複数で購入出来て。
    二ヶ国語くらいは同時表示出来て、読み上げている箇所はそれぞれの該当箇所をハイライト。
    (朗読はいつでも他言語に切り替え可。)

    これで、「言葉の響きを楽しむべし」と言われるハリー・ポッターシリーズの原書も、
    英語に不自由する者でも愉しめます!

    ハリーポッターシリーズの邦訳は、
    4巻で誤訳(と言ってしまっていいのかしら、ね)してしまったことを
    5巻作中の訳で白状しているところに、翻訳者さんの茶目っ気を感じました。
    きっと、改訂版が出るときには4巻の当該箇所には真っ先に手が入るのでしょうね。

  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/21 19:50:10

    ん? アマン(浄福の地)は中つ国のはるか海を越えた西に在るのに、……。
    ……明けの明星ではなく、金星でしたかしら?


    英国人が西へ抱く印象と、
    西方浄土という言葉がある日本人の抱くそれは、きっと違うものなのでしょうね。
    日本人にとって、仏教もキリスト教も西からやってきましたが、
    英国の西に在るのは新大陸(と彼らは呼びますが)。
    かつては海の果てがあるとされていましたっけ。

    アラゴルン様はかつて滅んだ西方王国の王族の末裔でしたが、
    この、西方王国が在った海に沈んだ地というのが……。
    西方王国の王族の末裔というと麗々しいのに、アト○○○ィ○の王族の末裔と言い換えると
    一挙に胡散臭く感じてしまうのは、何故なのでしょう(苦笑)。

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2018/12/21 19:42:38

    >惠の字さん
    素敵なコメントありがとうございます!
    ダーククレリックが出てくるやつ、なんかおぼろにあれかなという気がしなくもないんだけど、
    ちゃんと思い出せません~。
    そういや、現実の歴史の修道騎士(テンプル騎士団とか)は、
    モーニングスターやウォーハンマーのような打撃系の武器を好んで使ったという話も聞いた事があります。
    自分が三度打ちかかられてからじゃないと反撃できないとか、
    どんだけ厳しい掟なんだろうと身震いしました~。

    シルマリルは素敵すぎます。
    今では日本語訳も出ましたし、ベレンの物語も先日遺作として発売され(翻訳されるんだろうか)、
    読む事ができますが、私の学生時代はまだ『シルマリルの物語』は翻訳されてなく、
    ペーパーバックを買ったはいいけど読むのに凄く苦労した思い出があります……。
    この言葉わかんねー、で辞書を引くとかたっぱしから【古】とか【雅】とかついててw

    トールキン教授はイギリスの人だから、彼を育ててくれたのは牧師であってると思います。
    まあカトリックの人もイギリスにはいるみたいですが、大部分は聖公会のはずですから~。

  • 恵の字

    恵の字

    2018/12/21 19:14:06

    アメリカのメディアミックスの先駆けの小説
    (まず、ゲームシステムに付随したシナリオ集が発売され、後に小説化されました)
    の続編にて。

    神のご加護を得てると思しき、不思議な力を発揮する美しい少女が、
    一団(やがて彼らは纏まり、軍団となります)を率いるにあたって
    武器を扱えないのでは心許ないので、教えてくれと
    彼らの生き残りの中で頭目株のキャラに頼みます。
    そのとき「これならば割とすぐに扱えるようになります」と習得したのが、モーニングスター。

    morning star ……明けの明星、ですね。

    彼女がダーククレリックであることは、いずれ明らかになります。

    ……というの、好きだったなぁ。

    続編の方は比較的新しい作品ですけど、
    翔さんもこのシリーズ(世に出たのは1980年代です)、ご存知でしょうか?


    トールキン先生の中つ国の神話(? 歴史?)では、
    フェアノールが作った至宝、シルマリルのうちの1つで、
    エアレンディル・エルウィング夫妻(エルロンド様のご両親)を浄福の地へ導いたのち、
    定命の者の地へ帰ることが許されなくなった2人が乗る空飛ぶ船に、
    彼らと共にあるのが、明けの明星とされていますね。

    自らは大変美しいのに、それが故持つ人の所有欲を掻き立て、数々の争いを産んだ宝玉。
    トールキン先生は、若くして身寄りを失ったあと、
    牧師さん(でいいのかしら?)に育てられたそうですから、
    その創作にキリスト教的価値観が入り込むのは当然のことなのでしょう。

  • 翔(うさぎ)

    翔(うさぎ)

    2018/12/21 11:08:35

    >みかささん
    あ~、確かに突っ込み処ですねw
    勿論、明けの明星は宵の明星でもあるわけなのですが、脚本がミスっている感じは否めないです!

  • みかさ

    みかさ

    2018/12/21 08:03:18

    「明けの明星」ときいて「ウルトラセブン」の最終回の「西の空に明けの明星が輝く頃~」のセリフを真っ先に連想しました。明けの明星が輝くのは東の空なのに…
    まさにバカボンの発想です。
    関係ないコメですみませんw