麒麟

麒麟

♪♪♪ ...の庵 ♪♪♪

あふ

小説/詩

 早くても遅くても
  彼方の歩幅に合わせられない

  私 歩くのゆっくりが好き 
  風景を見渡るし
  色々な人を観察できるから

  個々として自分として
  誇らしいと思えるそれらも

 無用というアナタの言葉に
  頬がひくひくしながらも
  うん、そうだねって
   捨てたよ

 大好きな人と共に過ごす時間
  彼は時折仕事の話で私を、、、
  私は同じような立場にいたのを
  捨てたのに 二人が良いと思える在り方にしようと
  捨てたのにつて 本当は心の中 色々溢れそうなんだ

  好きな人と過ごす時間が苦しいだけの時間に変わった時
   終わりだね、ってじぶんからくちにして
   繋がった縁を断ち切ろう

  女神クローソーが握ってた鋏で
   断ち切る勇気をください