「おなます」を作るのを忘れていたので、
大規模家庭菜園に行って、カブラを抜いてきました。

まだまだのんびりした年の瀬です。
鈴ちゃんは、隣でDVDを観ています。
今年もTSUTAYAで借りまくっていましたので、
当然同じ量が、溜まりまくっています。
年内、30数時間では見切れないでしょう。

今日は、年内最後のお客様たちのご宿泊です。
忘年会なんですって。
棟梁も参加するらしいです。
楽しんでください♪

平成も、今年で終わりなんですねー。
30年、あっという間でした。
思えば、平成元年、わたしは初めての資産運用をスタートし、
30年かけて、それが今、ここまで成長しました。

うふふ♪
隠しているわけではありませんが、
歳がばれますね。

高校生の頃、
（思い返せばあれが初めてのデートのお誘いだったのか）
待ち合わせの駅に向かうのに、
家から１時間ちょっとあったので、
キオスクで新聞を買って、電車に乗って読んでいました。

待ち合わせの同級生は、
何か普段と違う感じで、
垢抜けてこざっぱりというか、
やたら匂いのする男でしたが、
「新聞、読んでたの？」と唖然としていました。
「え？なんで？読まないの？」と聞き返しました。

そうかあ、
高校生は日経、読まないんだと初めて知りました。

だって、4紙（朝日、毎日、読売、産経）なら家で読めるけど、
お出かけの時くらい、日本経済新聞を読むのが楽しみでしたから。
（その頃、週刊誌やファッション雑誌にはとんと興味が向かなくて）

それから、彼の家に行きました。
（デートだとは思っていませんでしたよ）
数学が分からないというので、教えに行ってあげたのですが、
（何で、わたしが行かねばならんのだ）と憮然としていました。

でも、行ったら、ほんとにバカだったので、
（こいつ、これでよく受験、通ったなあ）と感心しました。
のちの生徒会長です。
（バカでも、なれるんだ）

話がそれましたが、
わたしの経済観念の最初の出来事と、
時間経過の「平成」を振り返っています。

平成の初め、大阪は吹田というところで、
ビルの１棟買いを計画しましたが、
最初の資金に２００万足りず、あっさり諦めました。

銀行は２００万くらい親に出してもらえと言いましたが、
親に金を借りなければならんようでは、身の丈に合ってないと思い、
「この話はなかったことに」と帰ってきたのです。

頭の中は、大きな収益物件の売買計画で膨れ上がっていましたので、
帰り道で見た建売の新築一戸建てが、「安っ！」と思えて、
さっさと買ったのが、はじめの１件目です。
のちに地下鉄が延伸されて、その地区の土地価格は跳ね上がりました。
買った家は、１年で価格が２倍になり、
あきらめた吹田の収益ビルは、バブルがはじけて暴落しました。

「不動産は、恐いなあ」と身をもって知った１件目です。

２件目を買うまでには、それから１０年以上かかりますかね、
恐竜を掘りに、モンゴルやアメリカ、カナダを駆け回っていましたし、
ああ、横須賀海軍基地で英語の勉強もしていました。
そうですね、
平成は、わたしにとって「外国とのつながり」を深めるものでしたね。

ニューヨークのカフェで、隣に座ったドイツ人に、
「壁の崩壊、おめでとう」といったのを覚えています。
面白いじゃないですか、
ニューヨークで、ドイツ人と世界時事について話しているんですよ♪

世界って、地球という球体でほんとにつながっている。

「平成」の３０年、いろんなことがありました。
離婚もしたし、
Hawaiiに移住して学校に行き直した。
日本に帰ってきて、レストランを半年で潰して、
腎移植しか、生きる道はないと言われて鈴ちゃんと結婚しました。

↑　簡単に言うとこうなる。

隣では、その奇跡の鈴ちゃんが、フルボリュームでDVDを観ています。
なに？それ？
「ミッションインポッシブル」

あほ、人生の方が余程、「ミッションインポッシブル」
さあ、おなます、作ろっと。