手紙の繋ぐもの
ニコタのとあるお友達の日記を読んで、ちょっと思い出したこと。
昨日、会社の荷物の整理をしていたら、封筒に入った手紙と写真が出てきました。
もう9年も前に家族で旅行をした時に出会った老夫婦が、ウチの子供たちを甚く気に入ってくれて、その時に撮ってくれた写真を手紙、そしてなんと自分の孫の写真まで同封して送ってくれて来ていた封筒を発見しました。そのうち返事をしようと思いつつ、そのままになってしまっていました。
あれから9年もたったので、もしかしたら亡くなってしまっているかもという良からぬ不安もありますが、いまさらながらお返事を書いてみようと、頂いた手紙と写真を自宅に持ち帰りました。
どんな時代になっても、手書きの手紙は書くようにしたいし、人と別れる時は握手で別れたいと思っています。仕事も人間関係も思い出も、私はアナログなやり方を基本にしたいと思っています。アナログなものの機能はデジタルで代替した方が便利ですが、代替えできないものもある。
私の仕事の仕方は、基本の軸が精神論です。なぜなら、精神論を基軸に合理的な実施手段で物事を実行することが、一番クオリティが高いと確信しているから。合理性ありきは、常に不合理な結果になると知っているつもりだから。
手紙はあの老夫婦に届かないかもしれません。でも良いのです。返事を出すことそのものが、私の思い出と、感謝と、返事を書かなかった謝罪の気持ちを整えてくれるので。
もえーん
2019/01/09 20:30:59
そうだと嬉しいです。
・とんとん・
2019/01/09 17:30:42
出そうと思っていてついつい出さずじまいだったお返事を
9年経っていて出すとは・・・ある意味、素晴らしい。
それが出来ない人が多いよね。
もう日にちが立ち過ぎているから・・・と。
でも、遅れてでもお返事は出したほうがいい^^
もちろんなるべく早くに。
相手は手紙が届かなかったかとか気持ちが伝わらなかったかなとか
気に病むかもしれないし、
実はとてもお返事を待っていたかもしれないから。
9年たってのお返事、読んだらきっと喜んでくれますね^^