若い頃はマーラーの交響曲が大好きでよく聞いていましたが、ここのところはブルックナーばかりを聞いています。
もちろん、若い頃にもブルックナーの７番とか４番を聞きましたが。
きっかけは８番を全曲通して聞いたからです。
カラヤンのウィーンフィルとのライブですが、４楽章にはとことんまいってしまいました。すごすぎ。
この直前の３楽章の美しさも素晴らしいのですが、４楽章の冒頭の迫力にはマーラーをもしのぐパワーがありますね。
それから、４番についても１～３楽章まではなんとも優しい雄大な響きですが、これも４楽では実に厳しい表情に変わっています。
いずれにしても全曲通して聞くには１時間前後かかるのでおいそれと聞けないけど、ひとつのテーマを繰り替えと繰り返し出てくるので、曲全体がなじみやすいかな。
まずブルックナーを勧めるとしたらもちろん、７番の２楽章かな。
とっても美しいメロディーですよね。
また、根性入れてマーラーも聴きたいですが。