麒麟

麒麟

♪♪♪ ...の庵 ♪♪♪

小説/詩

  人が興味を持ってくれる
    知識も無く
  変わり映えの無い
    日々を過ごすだけで
  話術なんて ...
  其れでも 人恋しさに
   冒険してみても

 最初は 其れなりに楽しくいられたのに
  今は 黙ってる時間ばかりが通り過ぎ
    私は私に失望する

 結局 相手に気を使わせ
  互に気まずい時間が流れるだけ
    ならば こうした事態をどうする?

  答は 判ってる
  が  そうしたくはない
 
  つまらない 其れが本当の姿
  何にも成りたかったのだろう?

    得たものは
   何だったのだろうね

 見えてる答えに応えられないでいる
 惨めでみっともない其れが 本当
  判り切った 結末ならば
   
   答に委ねようか
   応えにもう耳は必要無い

  閉ざされた漆喰の中で
  冒険をする前の自分に戻って
   又 膝を抱えて
   時が移ろく流れても
   干渉する事無く
    在るべきだったのだろうね