脳活日誌1345号
定まらぬ空模様
昨日も今日もそうであるが、空模様が不安定である。朝、陽が射していたから午前中だけでも晴れるのかと思いきや、正午頃に出かけると空が薄暗くなってきて、今にも雨が降りそうになってきた。夕方にはパラパラと雨粒が落ちてきたが、そうかといって本格的な雨になるわけでもなく、天空はどんよりと薄暗い雲に覆われたままである。最近の天候はメリハリがないというか、はっきりしないのが実情である。天候に限らず、この世の中、はっきりしないことが多すぎる。一方が肯定しているのに他方が否定するといった曖昧さが蔓延してきている。芥川竜之介の「藪の中」という小説を彷彿させる。こうした現象が起こるのは、時代が混沌としてきた証拠かもしれない。