麒麟

麒麟

♪♪♪ ...の庵 ♪♪♪

小説/詩

  立ち止まった時
  貴方なら

 追いかけてたはずなのに後ろに居る
 追いかけられていたのに目の前に居る


 状況を把握して整理すれば
  自ずと答えはでるのだろ?

今何時?そう聞くような簡単に
 彼方の姿勢に不安を感じる

 悪夢は崩壊した方が良い?
 が 其れじゃ育たない
 瀕死になろうが此の心が生きる事を望めば
 此の体が眠りに落ちていたとしても
   生きているの
   叫んでいるの
   泣いて 苦しんで
   歪ませる事も出来ない表情で

 電子音ばかりが響き管理されている自分に
  もしまだチャンスが在るならば

 此処に居る私は要らない
  忽然と現れた私が
 貴方に興味を持ってもらえたなら

  始まるよ 終わりから
   其れでも
   構わないの

- 傲慢こそが私の咎
   堕ちる事に恐れはないの -