い
私は姿形は周りと同じなのにモンスター
皆の言ってる事喜怒哀楽
理解出来ないから
空気が固まる
其れでも独りは寂しい
だから 外の空気を吸いながら
大勢の同胞の群れの紛れて
何事も無かったように見せる
牙の生えた羊
軟かな曲線を描く 其れは難しい事
噛んで舐めて 其の味で多少理解する
此処まで違ったら、、、
誰にも危害加えないと
静かにアピールする事で
その場所に居させて貰える
だけど 異だから
此の角は同じでも此の牙は違い過ぎて
口元を開く事も出来ずに
微笑まれたら微笑み返すだけの
孤独なモンスター
誰も居ない 独りを歩むだけ
誰も真実を知れば 消えて逝く それだからこそ 臆病なモンスター