お稲荷さん　普通に今は食べれる

が　思い出した。　私は　お稲荷さんと　かっぱ巻きと　沢庵巻が大嫌いだった。
曇り空の運動会､其れなら私も参加できる。

そして　決まって母のお弁当の中は其の3つが入っていた。
後は卵焼きとかさりげなく。


人の気持ちを理解しようとするならば　あの時其の粗末なお弁当でも
母にとっては　何とか工面して作ってくれたのだろう

何時も日陰の良さげな場所を取ってくれていたのも　滅多に運動会なんて参加出来ない
私の体を気遣って　私が競技に出てもよく見えなくても､少しでも光過敏症で高熱だしたり
呼吸困難起こしたり　気絶したりなど　様々に気遣って暮れての事だったのだろう。

私には見ずぼらしい運動会の弁当が大嫌いだった
が　今は普通にスーパーとかに置いてあるし　コンビニにもある。
故に　食べる機会が在る。←進んで食べようとはしないけど

必死な想いで命覚悟で産んだ子が公害病や様々な病をもっていてしかも裕福ではなく
一円にだって感謝するくらいの生活の中　良くぞ私を育ててくれたもんだ。
(うちの母方は血を流すと止まらないので子を生むと死ぬ確率が高い)

フラッシュバックのように見えたもの　そしてそのあとに脳がショートしたようで
真っ白になって数分気を失っていた。昨日開かない瞼で過ごした中で口にした
お稲荷さんが思い出させてくれた記憶。前進なのか後退なのかわからんけど