日々綴り

トキタカ

日常の些細なことを綴ります。

追悼

日記

『ルパン三世』の作者、モンキー・パンチ先生が先週
お亡くなりになったそうです。
朝、訃報を聞いて哀しみでいっぱいです。

ワタクシは「一番好きな漫画・アニメは?」と
聞かれたら必ず「ルパン三世」と答えてます。
ルパン三世とワタクシの出会いはもう30年以上前に
なります。
親がVHSに録画していたルパン三世を小学校に
入るか入らないかくらいの年齢で貪るように観て
いました。あまりにも何度も繰り返し観るので、
ビデオテープが擦り切れて、使い物にならなくなる
くらいでした。それでもワタクシが観たいと駄々を
捏ねるので、親は渋々レンタルショップで毎週末に
ルパンを借りてくれてたそうです。今ほど、レンタルの
値段はお安くなかったので、かなりの出費だったと
思います。

『カリオストロの城』以降のルパンは陽気でお調子者の
道化の様なルパンが多くなってしまい、原作の殺伐とした
ルパンが好きなワタクシにとっては、辛いなぁと
思うこともありましたが、それでも近年は原作に
近い作品が作られたりもして、結局はルパン三世という
作品からは離れられなかったです。
一番好きなキャラクターである、『次元大介』はカリオストロ
以降もあまり変更がなく、それにはほっとしていました。
ただ、次元さんを演じる小林清志さんがかなりのご高齢な為、
今まで歴代ルパン作品に出演していた声優さんと同じように、
『お別れ』があることも覚悟してます。
山田康雄さんじゃないルパン、納谷悟朗さんじゃない銭形警部、
井上真樹夫さんじゃない石川五右エ門、増山江威子さんじゃない
峰不二子、小林清志さんじゃない次元大介・・・。
全ての声優さんが違うのであれば、ワタクシにとってそれは
『ルパン三世』ではないので、小林さんが次元大介を
演じられなくなった時、その瞬間、ワタクシも小林さんと
共に『ルパン三世』を卒業しようと決めてます。
大好きな作品を観られなくなるのは寂しいけれど、ずるずると
声優さんが代わったそれを観ていても、きっと喜びは得られない
と思うので・・・。

1996年の映画『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』の様に
モンキー・パンチ先生が監督をした本物のルパン映画を
もう一度観たかったですが、叶わぬ夢になってしまいました。
モンキー・パンチ先生のご冥福をお祈りいたします。

  • トキタカ

    トキタカ

    2020/03/24 21:49:35

    ♪らんなー様、コメントありがとうございます。

    こんばんは、らんなーさん(=゚ω゚)ノ 
    ワタクシも生モンキー・パンチ先生見たかったな~。
    昔テレビのインタビューをお受けになっていたとき、
    全く笑顔を見せてくださらなくて、子供心に
    「この人、怖い人なんだなぁ・・・」と思っていましたが
    そうではなくて、ただシャイなだけなんですよね。
    そういう方だから『ルパン三世』を生み出せたのだと
    思います。
    久々にルパン三世の漫画を引っ張り出してこようかなぁ♪

  • らんなー

    らんなー

    2020/03/23 08:21:34

    実は、一つの部屋の中でモンキーパンチせんせーとお会いしたことがあります。
    意図した訳ではなくて、某アニメーション研究所の卒業式に来賓として
    来られていたのです。お話の内容はもう思い出せませんが…
    一貫して笑顔を見せることはなかったかな…(´ω`) ンー…
    『何でこんなとこに呼ばれなくちゃいけないんだ?』 みたいなブスーっとした
    表情で淡々と講演の原稿を読んでいる印象でしたけど、それでも
    感動しましたね~ 「ルパン三世のモンキーパンチせんせーだ!」って

    NHK-BSで去年だったか、苦労した時代からルパン三世が誕生するまでを
    特集していて、ようやくお人柄が判った感じです。(;´Д`A
    それまで無かった個性豊かなキャラクターや世界観を創り上げてくれて
    ワクワク楽しませてくれた事に感謝ですよね。
    本当に心からご冥福をお祈りします(-m-)”

  • トキタカ

    トキタカ

    2019/04/21 22:59:21

    ♪コトー様、コメントありがとうございます。

    こんばんは、コトーさん。
    そうなんですよね、『カリオストロの城』はルパン映画
    ではなく、宮崎映画なんですよね。
    ルパンの設定を借りた別のアニメーションというか・・・。
    ジブリ作品が好きな人はこれも好きなんだろうなぁ、って
    思います。
    大塚さんの五右エ門、二階堂さんの不二子も良いですが、
    矢張り耳に馴染んだ声が一番好きです。
    あ、でもパイロット版の野沢那智さんのルパンも中々
    気に入ってましたよ。
    前述したように、ワタクシが一番好きなキャラクターは
    次元さんなので、どの作品も次元さんのお声は変わらない
    のでそれには凄く感謝してます(*‘ω‘ *)

  • コトー

    コトー

    2019/04/20 23:08:37

    「カリ城」はまぁ、大好きは大好きなんですが、ルパンと言うか宮崎映画なんですよね。
    一番メジャーであろうアニメのPart.2が、一番原作から遠いと言う声をよく聞きますが
    Part.4と5は、リアルタイムな世界の流れを汲みつつ、原作に寄り添おうと努めた良作
    と言う印象で結構好きでした。
    因みに、大塚周夫版・五右衛門と二階堂有希子版・不二子はNGですか?

  • トキタカ

    トキタカ

    2019/04/20 22:16:15

    ♪りゅう★様、コメントありがとうございます。

    こんばんは、りゅうさん。
    陽気でお調子者のルパンになったからこそ、
    1971年から現在に至るまでアニメが続いたの
    でしょうけど、このお調子者のルパンを最初は
    嫌っていたとモンキー・パンチ先生は仰って
    ましたね。
    人気を取るか、自分の信念のルパンを取るか、
    悩んだことでしょう・・・。
    声優さんに関しては、アニメーションは年を取らず、
    しかし声優さんは年を取る。
    オリジナルのキャストでもう新作が作られないのは仕方の
    ないことだと分かってはいますが、それでも・・・、
    と思ってしまうのは『ルパン三世』という作品が
    好きすぎるからなんでしょうね( ;∀;)

  • りゅう★

    りゅう★

    2019/04/20 18:55:02

    私もすごく気持ちわかります。
    大昔に再放送で夕方やってたの見て好きになりました。
    初代の作品が一番渋くて良かったですよね。
    おっしゃる通り声優さんが変わるとなんか物足りない
    というか、なんか違うかなって感じてしまいます。
    元祖を知ってるだけに、モンキーパンチ先生のことは
    残念でなりません。