のほほん日記

舞良

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一風変わった白雪姫

日記

本日のコーデは白雪姫の継母を目指してみました。
しかし、この白雪姫は皆さんご存知のお話とはちょっと違う感じかもしれません。

昔、ある国にとても強くて賢い王様と、美しくて優しいお妃様が住んでいました。
二人の仲はとてもよく、お妃様のお腹には赤ちゃんが。
冬のある日、お妃様は窓辺に座って刺繍をしていました。
考え事をしていたため針で指を突いてしまい、赤い血が一滴窓辺の雪に落ちました。
黒檀の窓枠の黒、白い雪、赤い血。このコントラストに魅入られたお妃様は「窓枠のように黒く、雪のように白く、血のように赤い子供が欲しいわ」と呟きました。

時が満ちて、お妃様は黒檀のように黒い髪と、雪のように白い肌を持ち、唇は血のように赤い唇を持つ望んだとおりの王女様を産みました。
幸せが城中を包みましたが、その幸せは長く続きません。
産後の肥立ちが悪く、お妃様が亡くなってしまったのです。

数年の後、王様は近くの国の王女を後妻に娶ります。
姫のことを考えると母親がいたほうがいいと家臣に言われたためです。

新しいお妃様もとても美しい方で、望む物を見せてくれる魔法の鏡を嫁入り道具として持って輿入れなさいました。

お妃様は自分が美しいのが自慢でしたが、継娘の姫に会った瞬間に姫のの愛らしさに一発KO!
「あらやだ可愛い~❤お譲ちゃんお名前はなんていうの?これから私が貴女のママよ♬」
あっという間にメロメロの親馬鹿さんになってしまいました。

姫が年頃になると悪い虫が付かないかと、実父である王様より心配する始末。

「近くの森にお花を摘みに行ってきま~す♪」
出かけた姫を魔法の鏡で見てみると、なんと言うことでしょう。
報告の時点ではドレスを着ていた姫が、ドレスではなくスカート丈の短いワンピースで出かけてしまっているます。
「あれほど足は出してはいけないと言ったのに!!」
貴婦人は足を出してはいけません。そんな時代のお話なのです。

お妃様は大急ぎで魔法のリンゴを作ります。
出来上がったリンゴを持ってお妃様は森に行き、姫めがけて連投しました。
ごすっ!ごすごすごすっ!!
素晴らしいコントロールで棘付きリンゴは姫の後頭部に直撃しました。
魔法のリンゴの棘には眠り薬が仕込まれていたので、姫はその場で眠り始めます。
お妃様は近づくと、おもむろに姫を肩に担ぎ上げ城へと戻っていきました。

姫を可愛がりすぎているお妃様は、姫を嫁に出す気はさらさななく、近隣の王家から見目麗しく賢く優しく、なおかつ浮気の心配も無い第三王子(第一王子は跡継ぎ。第二王子はもしものときの保険要員。第三王子なら入り婿OKでしょうという考え)を数人見合い相手として見繕ってあとは姫に選ばせるだけと言う所まで話を纏めているのです。

いまのお妃様の夢は、可愛い姫が幸せな結婚をし、可愛い娘の産んだ可愛い孫を可愛がって親子3代で幸せにくらすことなのです。
そのためだけに、自国で磨いた魔法を使うのです。

そんな親馬鹿(義母だがなw)で少々考えなしともいえなくもないあるお妃様のお話でした。

Q
何故リンゴにしたのですか?

A
投げやすい大きさと適度な重さだったからです。

Q
姫の後頭部は無事ですか?リンゴって結構当たるとキツそうなんですが。

A
魔法のリンゴなので、小さめのたんこぶが少し出来ただけですんだ模様です。
ファンタジーの世界万歳!!