脳活日誌1375号
最後の休日
今日で最後かと思うと、明日のことが気になって仕方がない。どうやら、米中の貿易交渉が行き詰まっているらしい。このままいけば、決裂の可能性が出てきた。こうした交渉の行方が円相場や株価にダイレクトにのしかかってくる。決裂があるかもしれないという理由は、あまりにもアメリカ経済が順調すぎるからだ。トランプにしてみれば、順風満帆の現状を維持したいと思って当然である。何も中国と無理に妥協する必要がないという考えが出てくる。米中の交渉が決裂して被害を受けるのは日本ではないか。だいたい日本は米国に寄り添ってきた。密着外交でやってきたが、決裂となれば、日本は中国に対しても遠慮しなければならなくなってくる。アメリカのご機嫌を損ねるわけにもいかない。アメリカは中国との交渉が思い通りにいかなかった思惑を、今度は日本に向けてくる可能性がある。どうも心配である。朝鮮に続いて中国との交渉もちゃぶ台返しにすれば、今後の世界経済はどうなるのだろうか。先行きに不安要因が増えてきた。令和は油断できない時代かもしれない。