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幻夏

小説/詩

書店員さんの書評です


心が震える!圧倒的な傑作ミステリ!
「俺の父親はヒトゴロシなんだ」
12歳の夏に忽然と消えた友人が残した言葉。
親の事件に巻き込まれて一番傷つくのは子供たちだ。
そして、悲劇の連鎖は止まらない・・・。
こんな理不尽があっていいのか?
彼らが背負った十字架はあまりに重い!
『犯罪者』よりもちょっと昔の、友情とノスタルジーの物語。
この作品を読んだら最後、太田愛にギュッと心をつかまれる。
こんなに切なさが心にしみるミステリーはほかにない!!

読み進めて後半、止まらなくなりました。
そして、切なかった。

久々にいい本に会えました。

犯罪者、天上の葦 読みたくなりました。