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浦島太郎はどうして玉手箱を開けてしまったのだろう

勉強

auの三太郎のCMは桃太郎、金太郎、浦島太郎と日本昔話で有名な3人の太郎をモチーフに、鬼ちゃん、かぐや姫、乙姫、織姫、彦星、一寸法師などなど昔話の登場人物が登場してなかよく暮らしている。

桃太郎は鬼ヶ島の鬼を退治して宝物を巻き上げ「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」(2013年新聞広告クリエーティブコンテスト最優秀賞)と共通認識ができるくらいの体制側の英雄、金太郎は後の坂田金時で、足柄峠で源頼光の家来となり、渡辺綱、卜部末武、碓井貞光と頼光四天王として大江山の酒呑童子を退治する体制側の英雄で、どちらも鬼=悪者というプロパガンダの役割を背負っている。一寸法師も宰相の娘への求婚の過程で鬼退治をして打ち出の小槌を手に入れ、一寸法師は中納言にまでなっている。

浦島太郎、かぐや姫、乙姫、織姫、彦星、鬼ちゃんは鬼側の人間だ。本来ならなかよくできるわけがない彼らが楽しく暮らしている三太郎の世界は理想郷ともいえる。

では、浦島太郎はいったい誰なのか。

日本三大悲恋物語と呼ばれているのが「浦島太郎伝説」「羽衣伝説」「松浦佐用姫伝説」の三つで、共通点が多い。

「毒草師 パンドラの鳥籠」高田崇史著によると。

”登場する女性が「浦島太郎伝説」では「乙姫(おとひめ)」、「松浦佐用姫伝説」では「弟日姫子(おとひめこ)」、「羽衣伝説」では「豊宇賀能売神(とようかのひめのかみ)=豊受大神(とようけびめ)」。

「羽衣伝説」は丹後の物語が有名で、丹後で豊宇賀能売神が主祭神の神社が「乙女神社(おとめじんじゃ)」で名前が共通。

登場する男性は「浦島太郎伝説」の浦島太郎は348年を経て戻ってくる。「羽衣伝説」に関連する塩土老翁は300歳。「松浦佐用姫伝説」の狭手彦は「サダ彦」=「猿田彦」が連想できる。島根県の「佐太神社」は主祭神の佐太大神は猿田彦だと主張していて、猿田彦に比定される武内宿禰は300歳生きたと言われています。

また、浦島太郎は神武天皇を導いた神=珍彦(うずひこ)とも言われ、猿田彦や八咫烏と同じ役割をしています。塞の神とも言われていて「岐神(ふなどのかみ)=クナド神」としいて丹後一宮籠神社に祀られています。

籠神社の主祭神は豊受大神で、神社の境内西に建てられている海部宮司四代目の倭宿禰命の銅像は亀に乗って海を渡っている姿で、別名が珍彦。

「浦島太郎伝説」の乙姫も「羽衣伝説」の天女も「松浦佐用姫伝説」の佐用姫も領巾を手にしているし、浦島太郎の亀、「羽衣伝説」の宇賀女(う・かめ)、佐用姫伝説の亀そっくりの鏡山と亀も共通しています。これは乙姫も天女も佐用姫も海神・龍神であるとの意味で、これだけ共通する物語が全国に残っているということは、オリジナルの話を昔から語り継いだのではないかと推測しています。”

浦島太郎は住吉三神に比定される武内宿禰、乙姫は神功皇后で、住吉神社にはセットで祀られていると。

”浦島太郎の正式名称は「浦嶋子」と言い、一般への浸透とともに、浦嶋子が浦島太郎に変化していきます。

飛鳥時代に「嶋大臣」と呼ばれた蘇我馬子、「豊浦大臣」と呼ばれた蘇我蝦夷、「林太郎」と言われた蘇我入鹿がいて、武内宿禰の子孫と言われていました。蘇我三代は「豊浦宮」で推古天皇を補佐していて、推古天皇の和風の諡は「豊御食炊屋姫尊(とよみけかしきやひめのみこと)」で豊受大神が容易に連想できる。

ってことは、源氏物語が藤原氏に政争で敗れた諸氏への供養の物語となったように、浦島太郎伝説も蘇我氏への言祝ぎの怨霊封じかもしれないね。


#日記広場:勉強

  • kiri

    kiri

    2019/06/05 19:02:19

    >スタイル抜群さん
    こんばんは^^
    残っていないならいいですね。
    明るく過ごしていくのが一番です。

  • kiri

    kiri

    2019/06/05 19:01:41

    >ゆりかさん
    こんばんは^^
    桃太郎が朝廷による鬼は悪いモノっていうプロパガンダなら、浦島伝説はむかしむかし蘇我氏が天皇でというお話が庶民の口伝で伝えられたってことですね。

    源氏物語はなぜ絶頂期の藤原氏が主人公ではなく政敵の源氏なのかってことを考えると、菅原道真に太政大臣の地位を贈ったり、怨霊となった諸氏を高い地位にしたりするのと同じで怨霊慰撫なのですね。
    典型的なのは彼岸に亡くなると怨霊になるってことで、源氏は怨霊慰撫のお話なんです。

    CMが始まった直後はなかよくできないのにって思ってましたが、ほほえましい世界ですよね。

  • スタイル抜群☆

    スタイル抜群☆

    2019/06/05 18:13:49

     うーん、今は特に何にも想いは残ってません。
     結構明るく暮らしてます。
     夏場という事もあり、よく遊びに出かけてますよ。^^

  • ゆりか

    ゆりか

    2019/06/05 17:06:55

    こんにちは、kiriさん。

    すごい。浦島太郎にそんな深い話が隠されていたのですね^^
    蘇我氏に繋がっていたとは…目から鱗です!

    源氏物語も、藤原氏に政争で敗れた諸氏の供養?!全然知りませんでした。
    光源氏の行動にムッとなるので、あらすじ程度しか読んでなかったのですが^-^;
    そういう視点で読むと、また面白いかもしれませんね。

    auのCMの世界も、平和で微笑ましいですよね~(*^^*)

  • kiri

    kiri

    2019/06/05 14:47:27

    >菜乃さん
    こんにちは。
    2000皿達成おめでとうございます(≧▽≦)

  • kiri

    kiri

    2019/06/05 14:46:54

    >スタイル抜群さん
    こんにちは。
    蘇我氏の馬子、蝦夷、入鹿は人名としてあまりにもひどいから、敗者へ与えられた蔑称ではないかと思っています。お前たちは負けたのだから弱いものたちだと。
    ちなみに、大化の改新で蘇我入鹿は中大兄皇子と中臣鎌足らに殺されますが、古文書によると林天皇と書いてあって蘇我入鹿が天皇だったのではないかと言われています。

    怨霊は存在するから昔から怨霊封じのやり方が伝わっているんです。
    子猫さんもずっと何かに想いが残っているなら、それが怨霊ってことですよ。

  • 菜乃

    菜乃

    2019/06/05 12:23:11

    有難う御座います。

    数分前に2000皿に到達することが出来ました。

    感謝いたします♪。

  • スタイル抜群☆

    スタイル抜群☆

    2019/06/04 20:38:16

     蘇我氏三人は名前は知ってましたが、kiriさん程の知数ではなくて、他の人名もあるんですね。
     と、感嘆。
     
     怨霊、居たら怖いですね~。

     そうそう、
     「羽衣伝説」は結局箪笥に隠しておいた、羽衣を天女が見つけてしまって、天へ帰るんですよね~。
     
     余程綺麗な方だったんでしょうね、天女ですから。

  • kiri

    kiri

    2019/06/04 19:27:22

    機種依存文字のせいできちんとアップできていなかったみたいですm(__)m
    修正しました。

  • kiri

    kiri

    2019/06/04 19:13:41

    >スタイル抜群さん
    こんばんは。
    文字数なのかなんなのか、最後までアップできてないですね。
    「羽衣伝説」は三保の松原のものが有名で、天女の羽衣を隠してお嫁さんにするお話ですね。
    よく知っているお話には怖いことが隠されているというのが昔話や民話なのですよ。

  • スタイル抜群☆

    スタイル抜群☆

    2019/06/04 17:32:56

     ん?この文章、此処で、最後じゃないですよね??
     文字数かしら?
     「羽衣伝説」は聞いたことがあるような、ないような・・・><

     私、昔本の虫だったんですけど、最近は読んでません。
     コノハナサクヤヒメや、静御前の本とか(ファンタジーかな)??読んでたのですが・・・。
     たまに知ってる事があると、嬉しくなります。

     って、関係のないお話でごめんなさい。

     そうですね~、鬼ちゃん、仲良く出来るはずがないのに、仲がいい、其れもテレビだからですね。