麒麟

麒麟

♪♪♪ ...の庵 ♪♪♪

小説/詩

 揺れて揺れて揺れて...揺れて
   輝きを見出すの


 前にもあった こんな感じ
  思い?想い?

 胸に抱え込んで
  頬を濡らしながら眠る日々

 高く飛んで 低くしゃがんで
  追いかけよう 何処までも

   夏を 真っ赤な 空
    沢山の蜻蛉が群れて 

 流れて流れて流れて...何処までも
  連れて行って...そう 口にしたのに
   
    - Why? -
 
   置いてけぼり 空の色
    ぐしゃぐしゃだよ
   透明に包まれて弾けて...消えて逝った

   其れまでは 何処?に居た?
    私 何? 
  
   ああ...ああ...

   好き嫌い 判らない
    だけど今度は違う
    差し出された手に手を添えた
     握り返してくれるような強さは
       無いけど だからいいの

    アナタと違ウ 幻覚ニ惑わサレナイ

   今度こそ 幸せになる 誰の為に?