セカンド

パラレル

小説/詩

雨音が
静かに心に溶けていく

白い部屋のほんのわずかな空間に
あなたの横顔が映る

あなたは黙って振り向いて私を見た
そして微笑んだ

私は少し小首をかしげた
もうすぐ行ってしまうのね

そしてあなたは
また遠くを見ている

窓の外の雨に煙る景色を
寂しげに

パラレル
私と決して交わることのない想い

こんなに間近にいるのに
私の温かさは伝わっていますか

例え少しでも
同じ時間を過ごしたい

今日の陽が沈む
あとわずかな時間だけでも


  • セカンド

    セカンド

    2019/06/09 10:21:06

    ☽ほたる様

    ありがとうございます

    自分の詩は
    出てきた言葉の羅列を書きとめただけです

    ポッと何かが浮かんでくる?

    でも色は意識している所はあります
    感情とか想いとか、もちろん自然とかにも

    自然と色が浮かんできちゃうんですけど^^
    心の波形とミックスさせているのかな

    これからも何かが浮かんだら書いていきますね!







  • ☽ほたる

    ☽ほたる

    2019/06/09 05:53:33

    セカンドさんの描く詩は
    イメージ的に自然の中のものかなって思ってしまいます。
    自然の中の表情
    季節への移ろい
    そんな他愛もない世界でも
    こんな素敵な言葉にしてるとしたら
    すごいな~。
    そんな勝手なイメージですが、スミマセン
    言葉に表情や色が見えてくるようです。
    どんなものとも平等に向き合いたい
    そんな感じもあるのかな。。

  • セカンド

    セカンド

    2019/06/09 01:22:35

    令実様

    雨に煙る紫陽花っていい感じです
    人って温かさを求めるものなのかも?

    コーヒーの香りも漂って
    こんなとき飲むにはマンデリンかな

    二人の空間は限られた時間に
    存在する貴重な物なのでしょうか・・・

  • 令実

    令実

    2019/06/08 13:22:51

    想い馳せる人がいるのですね。
    窓の向こうに、雨に煙る紫陽花が揺れている、そんな景色さえ想像します。