セカンド

朽ち果てた橋の上から

小説/詩

森の奥深くに流れる川

私の心はその清流と溶け合って
海へと下って行く

手で触れると雪融け水のように冷たい
とても

そして愛も砕けながら溶けていく
涙と共に

夢の亡骸も流れていく
急流の中

すぐに岩にぶち当たり
粉々に砕け散った

わたしは朽ち果てた
橋の上からそれを見ていた

想いを一つ流れに落とした
一瞬浮かび上がり見えなくなった

激しい水音の中
再び粉々に砕けた

わたしは静かに目を閉じた
海に出た愛に想いは重なるのだろうか

それを
あなたは見つけてくれるのだろうか

風が強く吹いた
水しぶきが冷たく頬に当たる

捨て去った心の空白が凍えた
もうすぐ日が陰ってしまうから


ちょっと暗いかな?
梅雨だもんね

お日様が恋しいです^^




  • セカンド

    セカンド

    2019/07/17 01:15:29

    ゆうな様

    朽ち果てた橋は自分の心なのかも知れません
    今の自分の姿なのかも知れません

    川は海へと繋がっています
    もしかしたら愛する人の流した痕跡と海で会えるかもしれない

    そんなイメージですかね
    ちょっと寂しいですけどね

    何処かで繋がっていれば
    またどこかで逢える!

    淡い期待は
    究極の慰めなのかもしれません^^

  • ゆうな

    ゆうな

    2019/07/16 16:34:40

    悲しくも、一縷の望みを託しているのでしょうか。
    朽ち果てた橋の上から
    「私」は何を想い、「想い」を落としたのでしょう。
    朽ち果てた橋の上で、朽ち果てるよりも
    同じ水流の中、共に居る事の方に掛けたのでしょうか。

    とても素敵なタイトルですね^^

  • セカンド

    セカンド

    2019/07/13 02:07:09

    令実様

    いっしょに藻屑になれれば
    それはそれでいいのかも

    終着点の海で出会えることが
    必要な事かな

    リアでのストレスが溜まって来ているみたいですね
    ニコタで書くことで多少は軽減できるかも

    そもそも梅雨が梅雨らしいのが
    一つの原因なのでしょう

    お日様を見ない事には
    気も晴れません

    ネコちゃん達はどうなんですかね?
    部屋に居るからいつもと同じなのでしょうか

    ビールで気晴らしの一杯というのも涼しいし
    これは梅雨明けを待って一気に晴らしましょう

    でも冷夏だったりして ^^

  • 令実

    令実

    2019/07/12 12:05:14

    いっそのこと海まで流れて行って海の藻屑になりたい…
    なんて言ってたらダメですね。(◞‸◟)
    気候のせいでしょうか。
    YouTubeの曲は新しい視聴者も増えて嬉しい限りですが、
    リアで関わる人との遣り取りが鬱々することばかりで心身疲れている気がします。
    こんなこと書いてスミマセン。
    ポジティブなセカンドさんに励まして貰いに来ました。(^^;苦笑)