https://eiga.com/news/20190719/7/
報道によるとクエンティン・タランティーノ監督が「スター・トレック4（仮題）」の内容についてコメントしている。
スター・トレック4と言えば主役のカーク船長役のクリス・パインがギャラが安いからという理由で出演を拒否したので、映画製作が頓挫したと聞く。
前作、スター・トレック BEYONDでの収益が少なかったので映画会社は出演者のギャラを安く上げようとした。
他の出演者は了承したが、主役のクリス・パインと　主役じゃないクリス・ヘムズワースが安いギャラでの出演を拒否した。
この為、スター・トレック4は作られない　はずだが。

１９７９年公開の映画スター・トレックでは、出演拒否の役者を降ろして別の俳優を映画に出そうとした。
別の役者を出演させる話で映画製作は進行するはずだったが、レナード・ニモイとの交渉が成立し結局　別の役者が映画に出ることはなかった。

主役の出演拒否で頓挫した　スター・トレック4　のストーリーは面白いんだよ、と宣伝するタランティーノ監督。
この映画は宇宙を舞台にした『パルプ・フィクション』だ、と断言する。
映画パルプ・フィクション（劇場公開日 1994年10月8日）は三組の主役が活躍する別々の犯罪を描くオムニバス映画だが、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得するなど、非常に高く評価された。

スター・トレック4のシナリオは今までにないSF映画になるだろうと監督は豪語するが、肝心の主役が出演拒否しているのだからクランクインにすらならない。
ウィリアム・シャトナー（８８歳）を引っ張り出しでもしない限り、スター・トレック４は永遠に撮影できないだろう。