きいてニコタリーナ

きよ

ちょっと整理したいんだけど

エキソンパイはいいぞ

日記

エキソンパイが好きだ。

地元福島県の菓子メーカー「三万石」のお菓子である。
同メーカーの商品としては、かの「ままどおる」の方が有名であろうと思う。
福島土産としておすすめされているのをよく見かける。

ままどおるもとても美味しい。それは確かなのだが、
わたしはエキソンパイのほうが好きだ。
もらい物のお菓子がエキソンパイだったりした日には小躍りする。

パッケージに「欧風饅頭」とあるが、
バターとクルミを練り込んだ白餡を、パイ生地で包んだ逸品である。
なぜ「和風パイ」でなかったのかは知らない。

薄いパイ生地は軽く歯切れよく、
白餡の甘さの中に、バターのコクとかすかな塩気。
ゴロゴロと入ったクルミがいいアクセントになっている。

ご存じだろうが、餡子というのは牛乳に合う。コーヒーにも意外と合う。
これをカフェオレとともにおやつにするのなどは、至福の時間である。

ちなみに、知名度はままどおるの方が勝ると先に書いたが、
SNSなどで福島土産にままどおるの話題を出すと、
ほぼ必ず「エキソンパイもおいしいですよ!」と割り込んでくる
"エキソンパイ過激派"なるものが存在すると聞いたときには大いに笑った。
まさにわたしも、フォローしている方がままどおるのツイートをした際
リツイートしたうえで「エキソンパイもおいしいですよ!」と
空リプした経験があるからである。
チキンすぎて直接言えなかったあたりが情けないと言えば情けない。

なぜ急にエキソンパイの話を始めたかというと、
親戚の家に持参するお菓子を求めに三万石に行った両親が
まさに先ほど、家用にエキソンパイも買ったと連絡をくれたからである。
想像がつくだろう、わたしは今まさに踊りださんばかりの気分なのだ。

エキソンパイは、一袋に5個。家族は3人。
うまくすれば、わたしは2個せしめることができる。

1つは、今日のおやつ。あるいは夕飯を控えめにして、食後のデザートか。
1つは明日のバイト上がりにコンビニのコーヒーのお供にするよう、
お弁当と一緒に持っていくのもいいかもしれない。
憂鬱な日曜のバイトが、上がりの時間に向かって色づいて見えるようだ。

1個あたり200円かからない幸せ。

エキソンパイが好きだ。