ごま塩ニシン

脳活日誌1422号

日記

   古代史の三国時代。
 今の日本と韓国の関係を見ていると、7世紀の日本と朝鮮の関係を彷彿させる。朝鮮半島には高句麗、新羅、百済の三国が覇権を競っていた。当時の日本は倭とも称されて、朝鮮の三国と外交を結んでいた。高句麗が中国に滅ぼされ、新羅が中国の力を借りて百済を滅ぼし、朝鮮半島を統一するようになった。百済と親交の深かった倭は百済の再興のために軍事支援に乗り出して、新羅と中国の連合軍と白村江で戦って敗北したのである。天智天皇の時代である。天智天皇は国土防衛のために飛鳥から近江に都を移した。この海外出兵の敗北は朝廷を支える貴族層に大きな動揺を残した。やがて天智天皇は大友皇子に位を譲って亡くなる。弘文天皇となるが、天智天皇の弟である大海人皇子が実力で皇位を奪うという壬申の乱が起こる。そして大海人皇子が勝利して天武天皇の誕生となった。律令国家体制の日本が完成するのは、この天武天皇からである。

  • みき

    みき

    2019/08/03 20:58:32

    ごま塩ニシンさん、こんばんは。

    韓国との関係。
    困ったものですね。
    でも、どう中立的に考えても、レーダー照射事件といい、協定無視といい、非は先方にあるとしか考えられません。
    日本に非があるとすれば、それは今までの日本政府の対応が、言うべきところをきちんと言ってこなかったことかもしれないです。

    解決策。
    しばらくお互い離れてみるしかないのかな、って思います。

    欧米が外交で強みを発揮するのは、物の考え方の他に、言語の特性があるのかもしれませんね。
    日本語の「すみません」。
    これは英語でいえば、「I'm sorry.」の意味にもなりますし、「Excuse me.」の意味にもなります。
    欧米人は、まず最初から「sorry」は使いません。
    言えば非はこちらにあると認めることになるからです。
    日本語の「すみません」の感覚を外交においても使ってしまうために、最初から非がないのに「sorry」となってしまい、被告側に回ってしまうケースが多いことを感じます。

    また、欧米人は尊敬の文化であり、自分の立ち位置はそのままに、相手を上にします。
    対して日本は謙譲の文化であり、自分を下に置きます。
    この考え方も、外交で損をしているようにも感じられます。

    会社員時代、欧米の方とお仕事でお話して、それを強く感じました。

    もっとも、韓国の文化がどうなのかは私は知りませんけれど・・・