セカンド

たくさんの愛すべきもの

小説/詩

セミの鳴き声に
夏が汗をしている9月の始め

サンダルを突っかけて
外を歩く

この曇り空の産み出す
湿気の中のわたしたちは居る

蝶も飛び
めずらしくトンボも飛ぶ

青々とした雑草の下
どの位の生き物が隠れているのだろう

それぞれに生き
それぞれに恋をしているのだろう

わたしはどうだろう

君達に恋はしていないけど
愛することは出来そうだ

空を自由に飛ぶトンボや蝶
土に中に生を求めるアリやミミズ

夏の熱い風にそよぐ雑草たち
その中を飛び跳ねるバッタたち


そうわたしは以前
あなたの笑顔に恋をした

そして
大切な愛を一つ見つけた

それから
たくさんのこうした愛を見つけた

わたしはたぶん
幸せなのだ






  • セカンド

    セカンド

    2019/09/07 09:22:42

    ゆうな様

    人間って不思議な動物
    一人一人が自分の中にそれぞれの宇宙を持っている

    それを自分自身でも全内容を感知していない
    幸せを感じる事や恋や愛もその一つかと思います

    無限の宇宙の中にある小さな無限の宇宙

    もしかしたら全ての生物が
    形が違っていても持っているのかも知れません

  • ゆうな

    ゆうな

    2019/09/06 14:06:06

    幸せを感じています時
    世界の全てが愛おしくなります。
    私を包む全てが愛おしくなります。

    恋とは魔法の粉。
    愛とは宇宙を感じる心の深さ。

    そう思っております。

  • セカンド

    セカンド

    2019/09/03 02:19:19

    令実様

    そう言われれば夏の疲れが出て来る頃かな?

    街の中の小さな自然って
    良く見るとそれなりに素敵

    季節感に溢れているし
    気付くか気付かないかの問題

    植物や生物?が愛おしく見えます
    自分の一方的な感覚ですけど・・・

    今の所、心に余裕が
    少しあるのかも知れません

    色々小さな問題は起こっていますが
    総じて幸せなのかなって思いました

  • 令実

    令実

    2019/09/03 01:55:49

    色んな景色が見える詩ですね。
    今いる場所に、どの景色も当て嵌まり、それに「愛」が加わり、
    猛暑(酷暑、炎暑)に疲れた心身が、ほっと和みました。(*^^*)

  • セカンド

    セカンド

    2019/09/02 09:52:23

    粋生夢詩様

    心の広がりが愛をもたらしているのかも知れません
    根が単純なのかも知れません

    心の広がりは目の広がりに
    多少は影響しているのでしょうか

    内なる広がりは
    自分自身への愛だけに目が行ってしまいそうです

    外へ出て深呼吸
    新しい自然が見つかるかも知れません

  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2019/09/02 06:26:52

    おはようございます。
    セカンドさんのような「大きな愛」を
    僕は謳うことが出来ません。
    自然の中にも愛すべきものが溢れているのに。
    田舎暮らしなもので、当たり前になっているのかも知れません。

  • セカンド

    セカンド

    2019/09/02 02:44:41

    ねこみみ様

    早速のコメントありがとうございます
    愛の「マトリョーシカ」ってあったらいいですね

    自分だと愛の「玉ねぎ」になってしまうかも?

    自分のポリシーで「地球上の生き物は平等」
    ってものがあります

    その意味で生きているものは
    愛すべきものかなって思ってしまうのでしょうね

    そのなかでも最も深く愛せるのは
    やはり同じ人間です^^



  • ねこみみ

    ねこみみ

    2019/09/02 02:26:56

    愛の中から愛をみつける
    マトリョーシカみたいに
    って思いました☆彡