【お話】パンプキンパイのお茶会を
ちょっと気の早いハロウィンコーデ。夕暮れる空から街を見下ろし、魔法の呪文を小さく唱えた。
もらったステキコーデ♪:8
ちょっと気の早い、ハロウィンコーデ。
ヴァンパイアのコスプレをして、夕暮れる空の下、街を見下ろしてみた。
むかし、むかしに絵本で覚えた、魔法の呪文を小さく唱える。
そしたら、ほらね。かぼちゃランタンの輝きがともって、
水の力でできた鳥たちが、やってきた。
鳥をよこしたのは、街の中に暮らす妖精たちと、魔女たちで。
「お茶をしましょう」
「ティーパーティしましょう」と、ささやいた。
もちろん、お菓子は、パンプキンパイ。
みんなで集まって、美味しい楽しい、ハロウィンのお茶会をしよう。
***
パンプキンパイ、食べたいなあ。と思って。