セカンド

アール・ブリュット

小説/詩

アール・ブリュット
「生(き)の芸術」

これって日本では主に知的障碍・精神障碍者の方の芸術作品と
みなされている

でも諸外国では美術教育を受けていない犯罪者、ホームレスや
普通の個人、グループの方の芸術でもある

自分の心の中の衝動、エネルギーを
既存の芸術に捕らわれることなく描くものらしい

で・・・
今日某デパートへ行ったら展示イベントをやっていた
作品は障碍のある方のそれぞれの作品だ

見てびっくりした
上野の美術館に展示したも引けを取らない

ちょっとオーバーかな?
構図に色彩・・・すごいです

絵以外の作品も同じです

1600円払って上野でゴッホ展を見るのもいいけど
タダで&新しい感覚でアートを見れるのもいい

でもゴッホも病んでいたから
似ているところはあるのかな?



「赤と青の原色の中に
黄色い線が踊っている

心の動きが走っている
眼差しのきらめきが波動となり迫ってくる

あなたは何処に居るというのか
絵の具の段差の中に隠れているのか

粘土のオブジェの爬虫類の口の中に
隠れているのだろうか

あなたは永遠に消えることのない
ともし火の中にいる

いくつもの想いの欠片が燃えている
私はその熱さを感じ取る

そしてあなたにそれを投げ返すそしてのだ
また次の作品を見るためにも」









  • セカンド

    セカンド

    2019/11/01 01:06:27

    奈柚様

    そうなんですよね
    色彩&配色が凄いです

    「心揺さぶる」ってそのものズバリ

    大雑把なものから
    緻密のものまで幅広いです

    個性がありありと見えます
    秀でている?ところがみんな違う

    山下清、ゴッホ、ムンクなんかもそう

    障碍者の方は優れた才能があっても
    自分からアピールすることは難しい人もいる

    他の人が見て初めて気づく

    先にも書いたけど

    健常者がある日突然に病気や事故でに障碍者になる!
    その人数はかなり多いとのこと

    芸術分野だけでなくスポーツの分野でも
    活躍が報じられている

    差別のない共存社会を目指していく大切さを
    実感しました

    なんて書くのは簡単だけど
    自分は何もしていないもんね

    反省!

  • 奈柚

    奈柚

    2019/10/31 14:58:58

    絵ってそういう所ある
    障碍者というか
    知的で常識的な枠を超えてる人のが
    心揺さぶる作品を仕上げてたりします
    見えてるモノが違うのか?って思う程
    特に色彩感覚に優れてますよね

    ゴッホは構図がズレてるんですよね
    筆のタッチもだけど
    サッと見ると感覚的に
    「なんか変?」と気付き
    より良く見ようとするんですね
    良し悪しというより
    ゴッホにしか描けない絵って事ですね

    障碍者の方の絵もその人にしか
    描けない物だからこそ
    心掴まれてしまうんでしょうね

  • セカンド

    セカンド

    2019/10/29 22:32:31

    みっちょん様

    そうですね対象はあらゆる人に当てはまるのでしょう

    ただ障碍者の方々の社会進出が遅れている
    というかチャンスがないというか・・・

    私たちと同等に、今より少しでもいい条件で
    働けるというか共存していけるようになる

    そんな第一歩に繋がるための一方向として
    アートの世界からもアピールが必要かも知れません

    誰にでも暖かな言葉を自然にかけられる
    そんな社会っていいですね

    善人ぶって書いていますが
    自分には足りない所です

    一歩前進・改善をしなければと
    反省をしています








  • みっちょん

    みっちょん

    2019/10/29 11:49:52

    対象は別に誰でもいいのではないでしょうか。
    以前、横断歩道でカバンを落として、中身が出でしまって、拾うのを手伝ってあげたことがあります。
    私は3年ほど、施設で事務をしていたことがありますが、詳しくは言えませんが、2件ほど心に打たれたことを聞かされたことがあります。
    「大丈夫ですか?」その一言でいいのです。自然に交わされたらいいですね。
    芸術だけでなく。

  • セカンド

    セカンド

    2019/10/29 10:37:24

    ☽ほたる様

    今回は偶然でしたが
    実は以前にも障碍者の方の大きな展示会へ行ったことがあります

    その作品から伝わってくる
    不思議な力に魅了させられました

    自分の本能的な感覚に訴えかけてくるのです
    自分にはない何かを持っていると感じました

    自分には欠けている何かがあると
    はその時思いました

    障碍のある方も安心して暮らしやすい社会
    それは自分たちにとっても暮らしやすい社会

    障碍を生まれつき持っている方より
    健常者が障碍者となるほうがはるかに多いと知りました

    ハビリとリハビリ
    リハビリのほうがはるかに多いのは実感します

    誰もが平等って難しいけど
    これからは実現していかなければならないと思いました


    ゆうな様

    何者にも染まっていない
    生の芸術

    それは人間の本来の姿を
    表す事が出来るのかもしれません

    だから私たちはそれに引き付けられるのでしょう
    自分の持っている気付かないものを見た感覚

    人間ってそれを表現出来ないでいる
    する必要がないからかもしれません

    逆に言うと表現できないのでしょう
    それを芸術として創作できる人たちって素晴らしいですね

    型にはまった人間社会
    そこを良い方向に崩すことも大切なのでしょう

    それは私たちの知らない世界を
    切り開いてくれるのですから





  • ゆうな

    ゆうな

    2019/10/29 08:39:24

    既存の遣り方に囚われていません、自由な発想が其の様な芸術を成し遂げられるのではないかと思います
    誰かの真似や、誰かからの影響も大事かと思いますが、誰の色にも染まっていません、純粋な衝動が思いの丈を創造するのでしょう
    何故、日本では障碍を持たれる方の作品とされるのでしょうね
    芸術とは、自由です

    セカンドさんが書かれています様に
    「でも諸外国では美術教育を受けていない犯罪者、ホームレスや
    普通の個人、グループの方の芸術でもある」で良いのではないでしょうか

  • ☽ほたる

    ☽ほたる

    2019/10/29 07:04:27

    障碍がある方ほど、知性や才能を持ってる方が多いですよね。
    まだ理解がされない所もありますし
    障碍を持ってる方も遠慮してしまう場合もあるだろうし。
    誰もが平等にという世の中は難しいのかもしれないけど、でもお互いに「違い」を理解しお互いが色んなものを出しあい
    楽しめる。そんな世の中になってほしいですね。