明けだ
母の施設から依頼のあった品物を届けてきたよ。なんとは母パジャマのボタンを引きちぎって口に入れるそうだ。驚いた。移植行為につながるとしてボタンのないパジャマを2組他肌着、上着などを届けた。家でなんて到底見られない存在だ。まるでかわいくないペットのようだ。体には白癬菌が散らばっていて軟膏でしのいでいるという。もう触れてはいけない存在だ。いや触れてもいいけれど手洗いふろに入り清潔を保たねばならない。
2日に1度入浴もしてもらっていてもこれだから思いやられる。まあお金を払っていくしかない。
明日は弟と山へ行って手入れをしよう。自然に癒されることを願って。自分の体が動くことに感謝しながら。