うろんころんの雑記帳

うとうと

何にもなかった(と思う)日
目まぐるしく移り変わった日
嬉しいこと悲しいこと腹が立つこと心震わせること
その日、その時、その瞬間
心に刻んでおきたい風景を書き留めています

プーラン・デヴィ

小説/詩

「女盗賊プーラン 上・下巻」
興味本位で読み始めたけれど、そんな生易しい本ではなかった。
生まれ落ちたところがインドの山奥、
低層カーストの女性だったというだけで、こんなに酷い扱いを受けるなんて。

1958年ころ生まれ、2001年7月25日暗殺される。
そして、彼女の身に起きたことは現インド農村地域では変わっていない。

日本の士農工商・・の階層社会制度。
「橋のない川」を見たときの衝撃を思い出させた。
理不尽な人権侵害に対して戦うことのむずかしさ。
今も形を変えて日々おこっているのではないだろうか。

いじめ、パワハラ・セクハラ行為、児童・身障者・老人虐待、
ハンセン病・水俣病、原発事故への無知と偏見。
構図は、どれも同じ。
人類ってなんで地球にいるんだろう。

  • うとうと

    うとうと

    2019/12/16 12:53:04

    よみさん

    人間は狭い檻にいるんだ!
    目には見えないけれど、神様が柵を作っているんですね。

  • よみ

    よみ

    2019/12/14 15:35:25

    集団生活をしている生き物はどれも似たようなものです。
    猿山しかり、狼しかり、蟻や蜂しかり。
    自然界では上下関係のない動物も、捕まえて檻にいれて集団生活をさせると同じ事が起こります。
    ニワトリや兎は狭い場所に閉じ込められるストレスからか、より弱い個体を標的にします。
    食べるわけではないのに、です。
    昔飼っていたコオロギは、餌と水を十分に与えていたにもかかわらず、共食いをしていました。
    それを見た瞬間、すぐに外に逃がしました。以降、虫を捕まえることはなくなりました。