セカンド

レインダンス

小説/詩

淡い墨絵のようになってしまった心に
冬の雨が降る

冷たい冷たい
雨が降る

いくつもの滲んだ輪取りの中に
貴女の姿も滲んでいく

凍える指先で雨粒を撫ぜると
透き通った痛さが伝わってくる

北風が強く吹いている
追い打ちをかけるように

景色の中に雨が弾け散る
想い出と一緒に弾け散る

さらに強くなる雨の中
私は傘を閉じ雨に濡れた

独りだった



今日はお休み・・・雨・・・
玄関先の車のボディーには弾ける雨と無数の水玉が・・・

今コタツに入って思い出していたら
なんとなく浮かんできました

ついでに吉川晃司の「RAIN-DANCEがきこえる」を
思い出しました

何となく好きな曲と詩です

















#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2019/12/21 09:51:37

    ねこみみ様

    自分自身がどちらかというと
    ポジティブなのかもしれません

    どちらかというと先しか見ていません?
    何かをすればまた新たな何かが起こる

    結果はどうであれ

    だから傘を閉じて雨に濡れた
    今は独り

    でも、そのあとに何かがある・・・

    そんな感じでしょうか^^


  • ねこみみ

    ねこみみ

    2019/12/21 03:13:37

    セカンドさん、今晩は☆彡
    セカンドさんの言葉はどこか寂しくて哀しくて痛いです。まるで、ダークな面もよく観ると美しいんだよって訴えてるみたい。だから、目を背けないで、怖がらないで、と、言ってるみたいと思うのでした。

  • セカンド

    セカンド

    2019/12/18 09:50:55

    令実様

    「雨の街を」は夜明け近くのそぼ降る雨
    「RAIN-DANCEがきこえる」は夜の街に強く降る雨

    雨の日には変わりありませんが
    シチュエーションが真逆です(リズム的にも)

    比較すると面白いです

    冬の雨、景色、指先の冷たさは感情に追い打ちをかける?
    そんな気がしませんか?

    適度な湿度は声に良いのでしょうね
    加湿器を使うと効果はあるのかな?

    ニャンコの鳴き声も響きが違う?
    そんなことはないか???^^



  • 令実

    令実

    2019/12/18 02:55:00

    久しぶりの雨のお蔭か、テキメンに声の調子が違って、自分で驚いています。
    こういう日に歌うといいのだけど、そうも都合よくいかないのが哀しい。

    ボンネットに弾ける雨粒は軽やかで楽し気だけど、やはり冬の冷たい雨は、ちょっと心に刺さります。
    寂しいけど美しい詩ですね。

    吉川晃司の「RAIN-DANCEがきこえる」
    知らないので、YouTubeで聴いて来ました。
    詩の流れで、バラードを想像してましたが、やはりアップビートの吉川晃司でした。
    歌ってる時もカッコ良いけど、今はカッコイイナイスミドルの俳優さんですね。