セカンド

館のある広い公園

小説/詩

今日の冬の雨は冷たい

凍える手で握る濡れたスマホの画面に
雨粒が光っている

眼前に広い公園の白い石畳が浮いて見える
そこには流れる水玉のように傘が点々としている

手が届きそうで届かない
そんな空間が広がっている

確かにあったのだ
そこに

心の中に大きな建屋が一つ
黒塗りの土台に黒い重厚な屋根

紫の外壁に朱の内壁
そう屋根には光り輝く大鳥が羽を休めていた

私はただただ広い空間を
雨の中でみつめていた

手を伸ばしてみた
冷たい雨が指先に触れる

萎縮した私の心を包み込む
この空間はさらに冷たい

枯葉を流れ落ちるしずくのように
また無言で傘の粒が目の前を通り過ぎていく

今日の冬の雨は冷たい

私は独り
傘の中で立ちすくんでいる



新年早々パッと明るくと思ったら
このような詩が出てきてしまいました

おみくじ?を引くみたいな感じ・・・

瞬間に思ったことを打ち込んでいるので
今の気持ちがそうなのかも?










  • セカンド

    セカンド

    2020/01/11 00:12:12

    令実様

    先日も天気予報は大外れでしたね

    今日はうまい具合に
    イルミネーションと満月がスマホで撮れました

    月は薄い雲の中
    でも光は十分です

    よくよく考えたら今は冬
    だから寒いのか?なんて思ったりして

    風邪引かないように注意しないとね
    インフルエンザも流行っているし

  • 令実

    令実

    2020/01/10 21:10:56

    日差しはあるけど、天気予報では北風だと言ってました。
    だから空気はとっても冷たいです。
    今日は満月がとても綺麗。
    でもこんな夜に翌朝はかなり冷えるそうです。
    心もキュッと縮まるよう。
    色々バランス悪いと心に歪みが生まれる気がします。
    体調まで崩しませんように寒暖差要注意です。