凄い古いパソコンの画面が度々真っ暗になって使用不能になる事が多くなった。
何で画面出力が中断するのか分からず困惑する。

ビデオカードが故障？、パソコン内部に大量のホコリが入って不具合？、マザーボードのコンデンサがもう寿命？
よく分からずパソコンの電源ケーブルを抜いてからサイドパネルを開くとホコリが入り込んでいたのでとりあえず掃除。
リテールのCPUクーラーにもホコリが積もっている。
適当に掃除した後、パソコンを起動してフリーソフトのCPUIDでCPUの温度を見ると１００度近い。
CPUの冷却ができていない事に、ようやく気づいた。
冬だから気温も低いしCPU温度は大丈夫だろうという思い込みがあった。
とりあえずリテールのCPUクーラーを外そうとするが、４本の足が抜けない。
マザーボードと足のプラスチックの間に手の爪を噛ませて一本づつ抜いた。

グリスが古くなって固形化すると熱伝導率が低下するという噂を聞いたことがあるけど、CPUに付着していたグリスは最早、残骸状態のミイラみたいになっていた。
破片のような固まったグリスをウエットティッシュで拭き取る。

リテールのCPUクーラーの足の先
https://livedoor.blogimg.jp/wisteriear/imgs/9/1/9152e484.jpg

滅多に使わない　AINEXシルバーグリス　で塗り直し、リテールのCPUクーラーを取り付けようとするけど上手く行かない。
新しいリテーククーラーを取りに行ったけど修理中のパソコンは古い型なのでサイズが合わない。
ネットでも規格が古いCPUクーラーはほとんど売っていないようだ。
結局、古いリテールクーラーを再び取り付けると上手くロックされたので一安心。

ところでCPUグリスは固形化しても、ある程度の熱伝導があるという話だったけど、古くなったら駄目っぽいのに驚いた。
グリス塗り直し後のCPU温度は５０度前後。
部屋を暖房していないとCPU温度は３０度前後。

グリスが固形化しても熱伝導は変わらない、とするサイト。
https://jisaku-pc.net/build/grease.html
真実はどっちだ。

エクスペリエンスインデックスを動かすと性能が上がっていた。
CPU　６．８→７．１
グラフィックス　４．６→４．８

随分前からCPU温度が性能に影響していたのだろうか。