うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

きらきら、沈丁花と梅たちが春を…

タウン

仮想タウンでキラキラを集めました。

2020/02/16
キラキラ
集めた場所 個数
神社広場 5
ニコット山 5


きらきら、神社、ニコット山。四択が道に迷う…。

個人的には、自分が方向音痴なので、
そんなふうには思わないけれど。
それよりも車の中が汚いことのほうが、
なんだかなーといった感じ。

ここ数日、暖かだったからだろうか。あちこちで梅が満開になって
咲いているのに出会った。
ホトケノザたち、タンポポが咲いているのにも会えた。
昨日はチラシ投函のバイトをしていたんだけど、その途中に、
沈丁花がほんの少し咲いているのを見つけた。
思わず、顔を近づける。
あの、懐かしいような、一年ぶりのあまい香り。
まだ少しだけしか咲いていないので、顔を近づけないと
香りがしない。満開になると、姿が見えなくても
あたりを香りでつつむようになり、その存在を、
春の訪れを教えてくれる。
香りのほうが、花を見つけるよりも先に
わたしに近づいてくるのだった。
そして、そんなとき、いつも、ああ、キンモクセイみたいだなと
思う。キンモクセイも、姿をみせるより先に
下手すると、ベランダに出ただけで、どこかのそれの
香りがただよってくるから。
逆にキンモクセイの咲く頃になると、
ああ、沈丁花もそうだったなあと、思い出すのだった。

二月も半ばになると、寒いとはいえ、春なんだなあ。

昨日は薄曇りといった感じだった。
曇り空のなかで、満開の白梅は、よく似合ってみえた。
いや、晴れた日に、その繊細な白さを感じるのも
素敵だから、きっと、どんな天気でも
夜に白梅を見るのも灯ってみえる……きっと
どんな梅の満開にも、心がざわめくのだろう。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。