セカンド

何処までも

小説/詩

鳥のさえずりが軽やかに聴こえる
見上げると電柱が空に突き刺さっている

それは何処までも何処までも
澄みきった青空だ

よく見るとその中に
地表の自分が映し出されている

もしかしたら私の心が
空を歩いているのかも知れない

空に映り込む自分が
鳥と一緒に空を飛んでいる

もしかしたら鳥はあなたなのかも知れない
わたしと一緒にどこまで飛んでくれるのだろう

どこかでお逢いしたことがありますよね
よろしければ空を飛んでくれますか私と

果てしなく青空は続いている
私たちは飛んで行ける

何処までも何処までも
私たちは飛んで行けるのだ










  • セカンド

    セカンド

    2020/03/05 11:59:10

    土山 七海 様

    自分の知らない世界ってありますよね
    目に見える範囲しか私たちは認識できない

    SNSを使えば範囲は飛躍的に広がるかも

    外側でなく内側にも言えるのでしょうか
    心の中

    自分だけの物なのに
    知らない部分がいっぱいありそうです

    気付かない
    そう表現するのが良いのかもしれませんね

    経験と知識が多少は補ってくれるのでしょうけど・・・
    自分を見つけるって大変!

  • 土山 七海

    土山 七海

    2020/03/05 09:11:34

    空はどこまでも広く続いていますが、私たちが見ている空はほんの一部ですね。

  • セカンド

    セカンド

    2020/02/19 03:16:52

    粋生夢詩様

    冬の澄みきった青空
    吹く風をアクセントにしてその姿が心に染みてきます

    鳥も青空を見て何かを感じているのでしょうか
    自分と空と鳥との一体化

    その時、忘れられていた?あなたと言う新たな感覚が
    思い出したように湧いてくる

    そんな感じでしょうか^^


  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2020/02/18 19:41:10

    青空をぼんやり眺めていると
    心が空っぽになった気もするし
    世界をどんどん吸い込んでいるような
    そんな気もするときが有ります。
    鳥には鳥の世界があるでしょう。
    そこには厳しさも辛さもあるのかも知れません。
    けれど地上を這っている僕たちと同じ。
    本当の意味の自由を持っているのでしょうね。

    「電柱が空に突き刺さっている」と言う表現が好きです。