らてぃあ

ネタばれ読書日記 それは、~

小説/詩

「それは、自殺5分前からのパワープレー」
★4

あらすじ
集団自殺しようと集まった5人の男たちの前に、謎の美女が現れ告げる「最後にもう一度だけ挑戦してみない?真剣に命がけで」
狙うは裏カジノでの大勝、5人の運命は?そして美女の正体は?


作者;黒岩勉は「LIAR GAME」の脚本家の一人でもあり、この物語の結果は「騙したと思っていたはずの人間が騙されていた」というものです。エピローグ手前の第九章、カジノでの勝負と脱出劇はさすがに面白かったです。
ただし、それぞれの登場人物のキャラは立っているようでいながら、薄い。多分、映像化して、それなりの俳優陣が演じればもっと面白いのにと感じます。
ただし結末が強引だしエキストラ多数要、途中がかなり地味な展開のため映画化とかは無理だと思う。


#日記広場:小説/詩

  • ミコ

    ミコ

    2020/02/23 22:44:59

    たしかに脚本家さんの小説には
    案外と人物の書き込みが弱いものがあります。
    俳優さんたちがそういうところをカバーしているから、
    その感覚がどうしても小説にでてしまうのでしょうね。