萌葱に色づく季節なのに
桜吹雪が茶色に変色して
路にこびりついている。
コブシやプラムの花も散って、
木々の若葉が芽吹き始めた。
このフレッシュグリーンで染まる季節が好き。
古代から萌葱色って言ったけど、
この雅びな表現の方がぴったりする。
低い山でもいいから、
この色鮮やかな木の下で
マスクなしで思いっきり深呼吸したい。
でも、やめとこう。
都心の人通りはさすがに減ったようだが、
どうやら地方に繰り出す輩がわんさかいるらしい。
そんなバカの群れに加わりたくないから。
強風で次々落下した八朔(はっさく)の大きな実を
今日は拾いに行くつもり。
落ちた実の方が自然完熟していて美味い。
獲れる実の半分近くは
直径1センチくらいの穴が開いている。
おそらくヒヨドリがついばんだんだろう。
動物たちにも分け前を与える。
「子守柿」って言って、
柿を全て獲らずに小鳥たちに残しておいたのが
心優しき日本の風景・・・
イッコウ
2020/04/06 17:11:37
ラピスさんへ
そう、そんないい風習、言葉っていいですよね。
ワイン工場見学に行ったとき、
ワイン樽がずらーっと並んでました。
中を覗ける樽もあって、
上部はかなり空間に。
貯蔵してる間に、かなりワインが減るんだって。
それいわく「天使の分け前」。
この言葉にも魅かれました。
ラピス
2020/04/06 12:44:29
こんにちは♪
「子守柿」 良い言葉ですねぇ(^^)