コーヘイ

重賞展望

日記


今週末はアーリントンC、アンタレスS、皐月賞の3重賞。いよいよ牡馬クラシックも始まるね。

【皐月賞】近年は勝ち時計が1分58秒前後。高速馬場+ミドルペース+多頭数で道中大きく緩むポイントのないスピード持続レースになることが多い。追い込み馬にとっては押し上げるポイントがなく多頭数で大外を回らされるため基本的には前で上手く立ち回る馬が有利。過去5年で4角10番手以下から馬券圏内に来た馬はディーマジェスティとマカヒキだけ。ただ逃げ馬は1頭も馬券に絡んでへん。血統的にもスピードの血が大事。ただタフ馬場になると一変してスタミナ食の強い欧州血統が優位になるレース。当日の馬場状態に注意したい。

コントレイルは前走ホープフルSは明らかに不向きな条件ながら完勝。同コースでも馬場が高速化するここは普通に最有力。あとはノーザン仕上げやない休み明けがどうか。サリオスはマイルしか走ったことがなく正直適性は不明。血統的にはタフな中距離戦が向きそうなだけに余計ややこしい。ただ器用なタイプには見えへんから小回りコースで本命にする気はない。サトノフラッグは道悪の弥生賞を勝ったけど母系が南米血統で高速馬場の方が合うはず。ただその時も書いたけどスパッと斬れる脚はなさそうやからスローになると斬れ負けしそう。ヴェルトライゼンデは前走後に書いたように時計のかかる皐月賞なら重い印を打つ予定。逆に高速馬場なら2000mでもちょっと短い気はする。マイラプソディは前走で評価を落とす気はない。ただどうしても後ろからになるし母系から高速馬場に方が合うはず。皐月賞というよりはダービーで狙いたい。クリスタルブラックも後ろからになるタイプで高速馬場やと厳しそう。京成杯みたいな道悪の外差し馬場なら。レクセランスは母系が重厚で瞬発力はなさそうやから馬場が渋るかタフな流れになるかなど何らかの助けが欲しい。穴馬は見つけるのが難しい。タフ馬場で展開に恵まれてのウインカーネリアンとビターエンダーあたりかな。