セカンド

花びらを探しに行こう

小説/詩

遠い日の思い出は
ぼやけているけど印象的だ

笑った顔
怒った顔

笑った声
怒った声

化粧の香り
香水の香り

服の色目
髪の形

遠い日の思い出は
ぼやけているけど印象的だ

花びらが風に舞い散るように
一つ一つが落ちてきて欲しいな

その一つ一つ手のひらに集めて
思い出の押し花を作りたいな

いつまででも見ることが出来る
ノートに貼り付けておこう

ページを開くと
どんな顔が見え

どんな声が聞こえ
どんな香りがするのかな

明日作ろう
花びらを探しにいこう

この春の
青い空の下へ


2011年に別ブロに書いたものです
この詩を選んだわけではありません

何気なく見ていたら出てたものです





#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2020/04/25 00:33:12

    奈柚 様

    アレクだったらもっと力強く書くのかな?
    秘めた情熱?

    ん~愛情を注ぐってエネルギーがいるよね
    半分は相手からもらっているような気がする

    それは表情、声、香り?とか存在そのものから
    そして注ぎ続けるのは根気から?

  • 奈柚

    奈柚

    2020/04/24 19:09:57

    誰かの思い出を繋ぎ止めようとする
    その努力が愛情だよね