Mt.かめ

お天気がいい。紫外線注意♪

日記

キンギョソウの挿し木は、昨日ちょっと風があったせいか
葉っぱが少し元気なさそうなので、日陰で鉢ごと
どぶんと水のなかに。

あ、もちろん鉢全体を水に沈めるんじゃなくて
鉢のふちは水から出てます。だいたい中に入れてある土と
水面が同じくらいになる当たりっていったらいいかなー。

明日からは気温が高くなりそうなんで
その分どうしても水分は多めに
してやらないとですね。

そうそう、水といえば
効率よくきれいにする洗い方って
化学や分析には必要不可欠なんですよ。

どうしてかというと、化学実験や試料の分析に使う水って
めちゃくちゃ手間とコストがかかってるんです。

いわゆる「純水」もしくは「超純水」といわれる
きわめて不純物の少ない水を使わないと
正しい結果がでないものですから。

ふつーの水道水でダーダー流しっぱなしにして
洗うというわけにいきません。

できるだけ少量で、なおかつきれいに洗う。

今は専用の洗浄機なんかもあるのかもしれませんが
ビーカーや試験管を洗う技というのは実生活で
大変役に立ちます(笑)

基本的には3回洗い。

洗うというと洗剤を使うイメージがあるかもしれませんので
3回すすぎといってもいいかも♪

もちろん洗剤で洗うこともありますが
最終的には水で中に洗剤などの不純物が残らないように
綺麗にすることが求められます。

試験管の場合、多くても1/3くらいの水を入れて
手首のスナップをきかせて振って洗う。

それを3回やる。

1回目でだいたい不純物が1/10減る
2回目で1/100、3回目で1/1000

1本分の水で、ほぼ不純物がなくなる感じですね。

これをダーダー流して洗うと大変効率が悪い。

実はこれを教えてくれたのは大学の先生ではなくて
高校の化学の先生。

大変にユニークな先生に高校時代は恵まれまして
化学の先生も面白い実験をいろいろと
やってくれました。

一番印象に残ってるのは金属ナトリウムの
水中燃焼実験でしたね。

先生も大変緊張しながらやってたなあと
今は懐かしい思い出です。

台所で洗いものをするときに時々ふわふわっと
そんなことを思いながら食器やペットボトルを
あらってます(笑)

水は流しっぱなしより、こまめに出して洗う方が
綺麗になりますよー♪

夫君は同じ理系でも物理方面なので
全く意に介せず大量に水を流すのがお好きですが(笑)

<昨夜の私>
なんか所さんのクイズ番組みてましたね。

さあ今日の一冊
矢部太郎「大家さんと僕」
お笑いのカラテカのボケ担当の矢部くんです。
高齢の大家さんのお家に住んでいるらしい。
そんなエッセイ・コミック。




  • Mt.かめ

    Mt.かめ

    2020/04/28 21:25:05

    農学の場合は、培養などもあるものですから
    純水もわりと出番がありました♪
    農学もつぶしは効きますよー。
    もーなんでもアリの就職戦線でした(笑)

  • クラブ718

    クラブ718

    2020/04/28 21:05:31

    Mt.かめさん

    はい!精密工学という名の機械系というマルチで、平たく言えば「潰しが効く」ところでした。

  • Mt.かめ

    Mt.かめ

    2020/04/28 20:37:24

    精密な実験には「超純水」ですよねー♪
    わりとざっくりしたものでいい場合は「純水」もアリ
    でしたけど、クラブ718さんも化学実験系の方でしたね♪

  • クラブ718

    クラブ718

    2020/04/28 20:17:32

    >  いわゆる「純水」もしくは「超純水」といわれる
    >  きわめて不純物の少ない水を使わないと
    >  正しい結果がでないものですから。

    私が学生時代の頃は「超純水」を使っていました。蒸留水程度の純度では滅茶苦茶な実験結果
    になりまして、翌朝まで実験が及ぶなんてことがザラにありました。

  • Mt.かめ

    Mt.かめ

    2020/04/28 17:43:19

    じりじりさん>やっぱり系の先生って癖が強いですよね(笑)

    みみさん>化学式は無機化学なら多少は(笑)
         有機化学になると高校レベルがナントカかなあ・・・
         生物のほうが覚えることが多くて苦手でした♪ 

  • じりじり

    じりじり

    2020/04/28 17:38:08

    高校時代、理科系の先生は独特というか・・・
    東京理科大卒の先生・・・いつも廊下をカニみたいに横走りで通り過ぎていく・・・(軽くにやけながら・・・)
    筑紫哲也似の先生・・・生徒からのあだ名がそのまま筑紫哲也^^教わったことなかったので、名前が分からない^^;

  • みみ

    みみ

    2020/04/28 17:36:54

    たのですね。
    僕も鳥取環境大学など、環境化学方面にも興味があったのですが、化学式がさっぱりわからず諦めました。僕は宇宙開発事業団にはいるつもりだったので、電気工学科電子コースを選んだのです。

  • みみ

    みみ

    2020/04/28 17:33:36

    なるほど、かめさんらの時代は環境化学、電子機械工学など、新しい分野、学部間の垣根の統廃合等がまだなかった時代でしょうから、農学部でも環境方面に力をいれたコースだっ

  • Mt.かめ

    Mt.かめ

    2020/04/28 16:37:41

    いえ、農学部なのですが分析系なのです(笑)
    農学というのは、いろんなものを分析しますので
    大変面白かったですね。ほとんどが失敗ばかりなんですけど・・・

  • みみ

    みみ

    2020/04/28 16:06:44

    かめさん、こんにちは。
    なるほど、かめさんは農学だけでなく化学にも精通しているのですね?
    さすがです。

  • Mt.かめ

    Mt.かめ

    2020/04/28 15:55:58

    ぱおんしゃさん>水の節約になります(笑)
            最初はちょっと面倒かもしれませんけど・・・

    ももすけさん>いえいえ、お褒めいただいて嬉しいのですけど
           教わったことはほとんど覚えてませんが
           理科系、農学部というのは実生活で
           役に立つ知識がおおいので♪  

  • ぱぉんしゃ

    ぱぉんしゃ

    2020/04/28 15:52:41

    ダーダー流して洗ってました^^;
    勉強になりました!

  • ももすけ

    ももすけ

    2020/04/28 15:23:14

    このすばらしい 教わったことをすべて血肉にしている感じが
    私の考える「頭のいいひと」です
    尊敬

  • Mt.かめ

    Mt.かめ

    2020/04/28 13:38:25

    みみさん> 分析や実験をする場合は「限りなく不純物がないような」状態が
         求められますからねー。不確かな結果でいいのでしたら水道水でも♪

    らんなーさん>それは通常の健康状態のキンギョソウですよね。
           枝を切ってまだしっかり根を張ってない状態ですから
           水がないとヤバいです(笑)
           面白かったですよ、矢部君の本♪

  • みみ

    みみ

    2020/04/28 12:19:35

    かめさん、こんにちは。
    なるほど、びーかーなどは純水でなければいけないのですね?
    水道水でいいのかと思ってました。
    今日のブログは勉強になります。
    かめさんの楽しそうな大学生活を垣間見れたみたいで大変面白かったです。
    ハッスルした大学生活を送られたのですね。旦那さんも理系ですか。僕と同じですね。

  • らんなー

    らんなー

    2020/04/28 10:39:05

    ほとんど水が無くても大丈夫だそうですよ?>キンギョソウ
    むしろ湿気と日陰を嫌うらしいので、止めを刺す事になってるかも?Σ( ̄Д ̄;)………

    ほぼ純粋H2Oなのは”蒸留水”だと思いますが…溜まるまでが大変ですよね。
    水道水の塩素は揮発するらしいのだけど、完全に抜け切るまで時間がかかりますし
    結構意識するようになりました。

    金属ナトリウム、金属カリウムの反応は面白かったですよね。ヽ(´ω`)ノ
    水面を炎を噴き出しながらシャーシャー走り回る。あぶねーとか思いながらw
    イオン化傾向のトップクラスは凄まじい。

    矢部くんも本を出してるのか~ (´ω`) ンー…