ガラクタ煎兵衛かく語りき

国際スタンダード

日記




半世紀前頃に世界を襲った新型ウイルス。
特に影響の大きかった祖国日本では、その後の衰退ぶりを見るにつけ
私は深い感慨を禁じざるを得ない。
昨日たまたま訪れた廃墟の、かっては図書館だと思われる一画に、
風雨と紫外線に晒されながら、
かろうじて読むことのできる数冊の本(USB)を見つけた。


カプセルに戻り読んでみると。


いろいろな知見が得られた。
以下まとめ。



当時の日本は47の自治区に分かれていたらしい。
そのほとんどがウイルスの浸蝕を許したなか、
たったひとつの自治区だけが最後までウイルスの感染を免れた。


そんな中、半年近くに及んだ半強制的な教育不在期間を
その自治区は選択しなかったのだ。
逆に、積極的な攻めの教育方針を、その当時西に位置していた自治区に倣い、
結果的に、他の46自治区の子供達を圧倒的に凌ぐ学力を有する子弟群を創生した。


ウイルス禍後、
荒廃した日本を立て直すべく、その一団は八面六臂に活躍したという。
そしてその後に起こったことは皆さんもご存じかもしれない。
【半世紀前頃の人には、今の日本の状態を知る由もない】


あるファイルのタイトルは、
往時の、その自治区で活躍していた政治家の名を模して、
その子弟群の通称名を冠していた。
彼らはこう呼ばれていたという。

小沢チルドレン



     我楽多呑兵衛JR.の探検記より    2061.3.11

  • ルルルのル^^

    ルルルのル^^

    2020/04/30 23:40:30

    どんな危機をも乗り越えていく
    柔軟な知恵と体力

    子供時代にどんだけ外で遊んだか?危険な遊びをかいくぐってきたか?

    人も動物、遊びの中で、子供達は、生きていく術を、優しさや、ルールを学んでいくという

    今、世界中で、子供の遊びが、インドア、バーチャル化している

    サイコパスを量産しているんではなかろうかと、不安な気持ちになる