セカンド

もうひとりの私

小説/詩

私があなたを好きになったのは
私ではなく鏡の中の私だった

自分の部屋が背景に映り込んだ
鏡の中の私がそう言ったのだ

人を信じることのない私が
鏡の中の私を信じてしまった

不完全な愛は
ここから始まった

街の大きなショッピングウインドウに映る
私と彼の映像

おしゃれな格好をして
手をつないでいる

それを見た瞬間が愛なのかもしれない
ガラスに映った私がそう言ったから

私自身が思ったのではない
思っているのはガラスの中の私の映像

わかっているのは
それが残像ではないということ

そしてそれは
偽物の私ではないということだ



書いているうちに
まどろっこしいと思いました

相手を想う自分の気持ちって
よくわからなくなる事がありませんか?






  • セカンド

    セカンド

    2020/07/07 00:51:52

    土山 七海 様

    鏡の中の世界ってあるのかな?
    そう思う人がほとんどなのではないでしょうか

    だって自分たちと同じものがあり
    現実に動いて見えるから

    ちょっと怖いけど
    なんか楽しい^^

  • 土山 七海

    土山 七海

    2020/07/06 16:19:36

    ガラスや鏡の向こうの世界に行けたらどうなるかなと手を伸ばすことがよくありました。

  • セカンド

    セカンド

    2020/05/31 02:05:57

    吉春様

    最近お邪魔をしていなく申し訳ありません

    鏡の中の自分は現実の自分より
    あらゆる面で明白なものであると思います

    割と便利な存在でもあります
    理想の自分である場合もあります

    もう一人の自分になれない自分の存在
    それをどうするのかが問題ですかね^^

  • 吉春

    吉春

    2020/05/30 22:59:11

    こんばんは、お久しぶりです。
     鏡の中のもう一人の私、この表現は吉春も良く使います。鏡の中の私はありのままの私で、他人から見た私、自己を客観視した私として扱います。自分自身に説教をしたり、落ち込んだ時に励ましたりしています。
     自分自身を見失うと何をやっているのか全く気付かずにいるのでしょうね。
     「おい、吉春! 小説を書こうなんて100年はええんだよ!」ってな感じかな。笑

  • セカンド

    セカンド

    2020/05/04 00:51:43

    かれん 様

    突っ走っているときでも
    一瞬考えてしまう時もある

    でも信じて前に進んでいく
    盲目的なのが若さの象徴!

    最近はキュンがないねぇ~^^

  • かれん

    かれん

    2020/05/04 00:25:38

    よくわからなくなること、ありますね~
    いつもの自分ではない・・・
    恋に恋してしまう・・・

    それが恋なのでしょうね (⁎˃ᴗ˂⁎)キュン・・・