コーヘイ

重賞展望

日記


今週末はNHKマイルC、京都新聞杯、新潟大賞典の3重賞。週末雨マークも出てるけどGⅠはやっぱり良馬場で見たいね。

【NHKマイルC】安田記念やヴィクトリアMと比べたら流石に中盤ちょっと緩むけど、それでも基本は11秒台を刻み続けるようなスピード持続レース。前後半で分けるとミドル~ややハイで流れることが多い。これがこの時期の馬にとってはタフなのか差しが決まることも多い印象。それを裏付けるかのように前走1400以下を使った馬は過去5年で全く馬券に絡んでへん。もう1つ特徴的なのは前哨戦のニュージーランドT1着馬とアーリントンC(時期移行後)1着馬も馬券圏内ゼロ。かなりクセのあるレースなことがわかるね。血統的にはヴァイスリージェント、ダンチヒ、ストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系が目立つ。ディープ・ハーツ・ステゴら王道血統も来てるけど母系からしっかりスピードを取り入れてる。

レシステンシアは能力的には頭1つ抜けてる印象。牡馬相手は初やけど、この世代の牡馬にそこまで強いマイラーはおらんと思うんよね。ただタフなレースになった桜花賞の反動だけは心配。サトノインプレッサはキャリア3戦全て道悪で高速決着や速い上がりへの対応力は未知。血統的には母系に重厚な血が多めでここ向きには思えへんけども。タイセイビジョンも血統的にはスピードの血が足らん印象で何で1200や1400で好走出来るんか不思議なくらいwルフトシュトロームは中山マイルしか走ったことがなくてこれも適性は不明。そんなに強い相手と走ってきたわけやないし無敗馬ってのもどうなんかな。思わぬ弱点が露呈することもあるし人気なら重い印は打たん予定。これらの3頭は後ろからの競馬になりそうやから馬場と展開次第かな。穴で面白そうなんは母系がスピード血統で高速馬場巧者。ペースが流れそうなのも良いギルデッドミラー、前走1800で母系がヴァイスリージェント系のディープ産駒ストーンリッジ、このレースに強いクロフネ産駒ボンオムトゥック、前走1400ではあるけどスピード色の強い血統のラウダシオンあたり。