五月のこの時期、日射しが強く風も少なく暑いので今年初めてエアコンを稼働。

このエアコンは冷房専用で自作のソーラーシステムで動かしています。

半分趣味を兼ねて、ソーラーパネルを購入したのは2015年の春、バッテリー

12個も購入してGW中にエアコンは稼働させる予定だった。

昼間、ソーラーからバッテリーに電力を充電し、夜はバッテリーでエアコンを

動かす構想、しかしソーラーをバッテリーに直接つないでも充電しないことが

わかり、大慌てとなった。

ソーラーからの充電器は市販されているがバッテリーを直列12個で最大

DC170Vを充電するような充電器は市販されていない。

曇りでも晴れでも、ソーラーからの電力を最大限に引き出すには特殊な

充電器が必要でマイコンを搭載しないと実現は難しい。

200Wのパネルが４枚、合計800Wの電力が取り出せる筈であるが、最初に

作った充電器は  半分の400W程度が限界だった。

それから5年、本日は2020年5月、バッテリーも去年の5月にさらに12個

増設し、現在は合計24個、これ以上増設すると消防署に届け出が必要。

そして充電器のマイコンも最新のものに変更してメモリー増大したので

きめ細かいプログラムも書け、最大出力は600W以上まで対応できた。

インバーターエアコンは最大でも550W位なので晴天時はエアコンを

運転しながらバッテリーの充電もできるようになった。

本日は平均400W位、最大では500W位発電、真夏に比べて少し低い。

バッテリー電圧からエアコンを動かすインバータの部分であるがこれも

作ってから数年経ち、交流正弦波を発生させているマイコンも古く、

メモリーも少ないので充分なsin波の分解能を得られていない。

今、新しいインバータの製作途中であるが、新たな試みも考えている

のでマイコンも高性能に変更していろいろと実験するのがこれから先

楽しみ。仕事も忙しいが。