家族(≧▽≦)
ヘルメスのルーツ
ギリシャ神話のルーツは紀元前2000年、今から4000年も前に最盛期を迎えたクレタ島を中心とするミノア文明、同じく紀元前1600年頃栄えたギリシャ本土のミュケナイ文明など、エーゲ文明の時代にある。
当時の遺跡や遺物からすでに現在も知られているギリシャ神話の主要な神々が人々から祭祀を受けていたことが判明されている。さらに古代ギリシャの詩人ホメロスによる「イリアス」と「オデッセイア」によって、またヘシオドスの抒情詩「神統記」によりまとめ上げられポリス時代のギリシャ、そしてローマに伝わり、ひいてはルネサンスを引き起こし、現在に至るまでのヨーロッパ諸国の美術や文明に強い影響を及ぼしてきた。
さて、ギリシャ神話の主要な神と言えばオリンパス12神である。自らの親の世代にあたるタイタン族との10年にわたる戦いに勝利したゼウスを筆頭に妻のヘラ、ポセイドン、デメテル、アルテミス、アポロン、アテナ、アフロディティ、ヘルメス、ヘスティア、アレス、ヘファイストス。
※数えなくても12神いるよ!
ギリシャの神々の特徴は彼らはオリンポス山に立つ宮殿に鎮座しているのではなく、ことあるごとに下界に降りてきて人間と関りを持つ。人間に恋し、憎み、肩入れする。愛憎半ばする数々のエピソードこそ日本神話と共通する醍醐味を持っている。
ヘルメスのエピソードはいつか・・・