コーヘイ

重賞展望

日記


今週末はオークスと平安Sの2重賞。どっちもなかなかの好メンバー。しっかり楽しみましょう☆

【オークス】ほぼ全馬が距離経験がない上に体力の付き切ってへん牝馬ってことで以前は中盤ガクっとペースが落ちてラスト3~4Fの決め手勝負が定番やったけど、近年は馬場の高速化と牝馬のレベルアップもあってか中盤極端に緩まずスパート地点も早くなってる。勝ち時計もダービーと遜色ないほどに。それに伴って血統も変化してる印象で以前はしっかりタメを利かせて末脚を伸ばすサンデー系×サドラー系を初めとする欧州スタミナ血統の馬の好走が目立ってたけどここ数年はストームキャットやヴァイスリージェントといった米国スピード型ノーザンダンサー系の血を持つ馬が好走することが多い。今年も雨でも降らん限りは高速決着は間違いなく、スピードの血は重視したい。

まずは桜花賞組やけど、レシステンシアがそうやったようにダメージが残ってへんか心配。デアリングタクトは桜花賞で3着以下はかなり突き放してるように能力は1枚上。ただ血統的にはちょっと重厚やし高速馬場も未経験。追走スピードが求められたときに不安は残る。あとはエピファネイア産駒に臆病な仔が多いのも気になる。桜花賞も序盤で馬群を避ける動きを見せてたしね。スマイルカナはディープ×ストームキャット持ちで高速血統ではある。ただエイシンヒカリの姪って考えると距離は長い印象。クラヴァシュドールは桜花賞で不利がありながら4着は強い。血統的にもハーツクライ×ストームキャット系でいかにも大箱中距離向き。馬体が減ってきてるのは心配。ミヤマザクラは全兄と同じで斬れる脚はないけ分距離延びて良いタイプ。スローで決め手を求められると勝ち目はないやろうけど、ペースが流れやすくなってる最近のオークスなら好走可能なはず。別路線組からスイートピーSをえげつない脚で差し切ったデゼルは2番人気になりそうな勢いやね。これが5番人気くらいなら未知の魅力に賭けてみたいけど。。キャリア2戦でレースぶりもまだまだ粗削り。重視はしにくい。穴なら急坂苦手に見えるウーマンズハート。血統的にはここ向きやし終わった馬ではない。あとは高速馬場なら見直せるリアアメリアとこれも軽い馬場でパフォーマンスを上げたディープ産駒のソフトフルートかな。