うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

季節たちとまた、会うことが

マイホーム


例の自粛で、チラシ投函のバイト、一ヶ月半ぐらい、やっていなかったのだけど、
ようやく、配って良いことになり、昨日今日、くばってきた。
季節がかわった。最後に配ったときは、
まだ桜が咲いていたのではなかったかしら。
今はすっかり、葉の茂った桜の木だ。
そして昨日、梅畑(なのだと思う、野菜も植わっている畑に
5,6本ほど植わっていて、
開花時期にはちょっとした梅林のようになる。)
を通ったら、青葉がまぶしいぐらいだった。
そういえば、チラシ投函しながら、季節を感じていたのだなあと
ぼんやりと思った。
ささやかな、大切な日常の、出合いたち。
ツバメが近くを飛んでいる。
燕尾服って、まさにあのツバメの羽なんだよなと
あらためて思う。
季節ごとに花で楽しませてくれるお寺には、睡蓮の花が。
池ではない。あれは、なんなのかしら。大きなたらい?
プラスティックの青い入れ物に、水が張ってあり、
そこに鉢が沈んでいるのだろう。
赤いちいさな和金も泳いでいる。
ちょうど見頃の桃色の睡蓮。
おもいがけず、うれしかった。
こうしたことが、大切なんだとつくづく思った。
ありがたいことだ。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。
はやい収束、終息をねがいます。
御自愛くださいませ。