ごま塩ニシン

脳活日誌1701号

日記

   財布の中に手を入れる
 いよいよ政府は預金と個人ナンバーをドッキングさせると言い出した。が・・である。隠し預金の探索をしたいのだろうが、個人ナンバーを集約すれば、この人はいくらのお金を預金しているのか、直ぐに分かると分析しているらしい。しかし、この方法も抜け道だらけである。金融機関に現金を預けなければ、いいわけである。手許にある現金はタンス預金にしておけばいいことになる。タンス預金は用心が悪い。泥棒に入られて、ごっそり盗まれたら、お終いだ。
 そこで、ある不動産関係の人はタンスではなく、段ボール箱に万円札を詰め込んでガレージに積み上げていた。家族の人にも内緒にしていた。ところが社長が急死してしまった。残された遺族は父親の遺品整理をしていてガレージに積み上げられていた段ボール箱に万円札が一杯入っていることを知った。最初は姉妹で紙幣を数えて、整理していたが、あまりにも金額が多く、長年経過して湿気でお札がヘバリツキ、整理が困難であると判断したのか、公にしたわけである。
 数十億円の万円札を整理して数えることは大変らしい。こんな経験をしたことない。これはバブル期のおとぎ話だが、一度でいいから、こうした苦労を味わってみたい\(^o^)/。