セカンド

花を咲かせる

小説/詩

わたしの淡い緑色があなたの透明な緑色と重なった
輪郭の整った濃い緑がそこに現れた

こうして二人でいるときが
お互いの存在がわかるとき

春に芽吹く木々の小枝の優しい緑色が
わたし本来の色と思っていた

その枝を揺らす心地よい春の風が
あなただと知ったときのざわめき

風のあなたは微かな緑の香りがした
不思議な緑色だ

わたしは春の風に恋をした
わたしの色を変えてくれる唯一の人に

もう少しだ
わたしの緑が濃くなれば

もう少しだ
あなたのために花を咲かせる

この広く重なった緑の中に
赤や白の花を咲かせる












  • セカンド

    セカンド

    2020/06/03 01:59:26

    令実 様

    コロナも収束しませんね
    電車通勤ですのでちょっぴり不安です

    最近はあっちこっちで紫陽花が咲き始めました
    ほかの植物の緑も濃くなり力強さを感じます

    雑草の花も負けじとカラフルな色を醸し出しています
    そう人間も今こそ底力を見せるとき

    マスクも消毒関連品も出てきたし
    頑張らねば!

    しかしパクチー中華そばは美味しそうです^^

  • 令実

    令実

    2020/06/03 01:28:34

    本来なら穏やかに過ごせそうな薄緑の季節、
    出掛けてもいないのに、なんだか新型コロナで疲れちゃってます。
    濃い緑と花々の力強いからエネルギーを貰って復活せねば!
    そんな気持ちになりました。(*^^*)