セカンド

朽葉色

小説/詩


朽ち果てた心の中を
光が抜けていった

温かさが
そこにはあった

少しだけ甦る恋の足音が
響きあう

浮かび上がる記憶と幻影が
雨の雫のように滴り落ちてくる

一人歩け夕焼けの中
最後の強い照り返しを受けながら

眩しさに目を細め
朽葉色を紅く染めながら




朽ち果てた心も
何かを加えると甦る?

梅雨の晴れ間に
ふと安堵することも・・・








  • セカンド

    セカンド

    2020/07/06 09:46:06

    ねこみみ 様

    油絵のように上から色を重ねる
    そんな方法もあるかもしれません

    でも新しい色を差して
    元の色を変えていくのが理想なのかな?

    いずれにせよ瞬間には無理
    時間をかけてじっくりと

    ねこみみさんも
    頑張ってくださいね!

  • ねこみみ

    ねこみみ

    2020/07/06 08:08:42

    蘇るのでしょう。
    朽ち果てる瞬間燃え尽きても
    また陽が昇るように

    蘇るのでしょう。
    何度も何度も
    梅雨の晴れ間に漏れる光を浴びて

    素敵ですね☆彡

    私も不屈の精神で
    諦めずに頑張ってみたいと思いました。